「446」とは? おすすめ曲をYouTube動画で集めてみた!

「446」とは?

ツイッターのURLなのですが実は故人のため、本人のものではありません。

 

といきなりショッキングな出だしの始まりですが、レゲエアーティスト446は2016年2月17日に死去しました。

 

「446」は「ヨシロー」と読みます。レゲエミュージシャン、特にレゲエラッパーと呼ばれています。

 

「446」の本名は「さぬき よしろー」と言います。

 

どのような漢字になるかは知られていません。大阪府岸和田の出身です。

 

そして、大阪 泉のレーベル「RUDEWAY FUNK RECORDS」の代表レゲエアーティストでした。

 

レゲエアーティストとして、多くのトップアーティスト達とのコラボを行うなど、レゲエ界で最先端を歩んできたアーティストです。

 

日本ではレゲエの知名度はそれほど高くなかったのですが、レゲエの認知度を上げようと頑張ったアーティストです。

 

ですがそんなレゲエ界トップと言われる「446」でも、レゲエ界のアウトローなどと異名を取り、結構不良なミュージシャンだったようです。

 

若い頃から事件を次々引き起こし、その軌跡はなかなか賑やかです。

 

まず小学生で初めて麻薬に手を出したとか。

 

ミュージシャンにはマリファナの事件と関わってしまう場合が多いですが、小学生で、というのはさすがにすごい!さらにシンナーにも手を出した、という話もあります。

 

まだあります。

 

20代では殺人未遂事件を起こしました。

 

薬物使用、殺人未遂、これだけ事件に巻き込まれたとなるとそれだけでアウトローのイメージがつきまといます。

 

「この人、怖い!」と他人に思われてしまうのですが、それだけ「446」は壮絶な人生を過ごしてきたと言えます。

 

殺人ではなく殺人未遂だった、というところに救いが感じられる要素があります。

 

だからこそ、「446」は更生の道としてレゲエの道を歩み始めたような気がします。

 

レゲエに出会った、これは彼の天命なのかもしれません。

 

やがて「レゲエ界のアウトロー」は、日本のレゲエ界を盛り上げていくべく活動していました。

 

ですが、突如2016年2月、「446」死去のニュースが流れました。

 

彼の死去の告知は事務所によってなされ、そこには告別式の日程も明記されていました。レゲエ界の悲劇とまで言われています。

 

「446」のマネージャーが死亡告知をネットに載せました。

 

2018年2月18日、シティホール下松で、通夜は19時から、翌19日10時から葬儀でした。

 

なお、その死因は不明のままです。

 

突然の訃報のため自殺説が流れています。

 

ですが真偽の程は全くわかっていません。

 

日本のレゲエ界を牽引していたミュージシャンのため、多くのレゲエアーティストやラッパーたちが、彼の死を悼む声が多く寄せました。

 

彼は亡くなった時はまだ40代前で妻も子供がいたといいます。

 

その後も彼をしのぶオマージュとしての曲も出ました。

 

彼の盟友だったNOISEなどが、「446の風」という曲を出しています。

 

レゲエとラップ

「446」はレゲエミュージシャンですが、レゲエラッパーと呼ばれています。

 

では「レゲエ」と「ラップ」では何が違うというのでしょう?

 

現在主流になっているレゲエは、ダンスホール・レゲエと呼ばれている分野です。

 

このジャンルがあるが故に、聞くとレゲエとヒップホップの区別を難しくしている原因です。

 

ラッパーは文字通りラップをする人、なのですがこれは歌唱法の1手法です。

 

「韻律、ストリートの言葉」などを組み込んだセリフを、バックビートや伴奏に合わせて唱えるように発声します。

 

ラップはインストルメンタルのトラックの時間にピッタリ合わせて唱えるように、語るように演奏します。

 

ヒップホップにはボイスはラッパーしかいませんが、一方レゲエにはラッパーもいるけど、シンガーがいる、というところに特徴があります。

 

レゲエでは、ヒップホップのようにラップする人をレゲエでは「Deejay」(ディージェイ)と呼んでいます。

 

さらに細かくいうと、ラップとシングの両方を行う人を「Singjay」(シングジェイ)呼ばれることもあります。

 

ラッパーは人気ある仕事です。

 

彼らは世間の道理にかなわない点を訴えたくて、歌い続けています。

 

ですが「446」のようにレゲエラッパーと呼ぶ場合もあります。

 

彼は犯罪に巻き込まれながらも、世間の不条理を訴え続けていました。

 

「446」のおすすめ曲をYouTube動画で集めてみた!

肝心の曲ですが、論より証拠で実際に、聞いて身ましょう。

BPN GANGSTAR

446 & NATURAL WEAPON / BPN GANGSTER 【MV】

「446」とNATURAL WEAPONとのコラボ作品。

 

レゲエのチルな感じが「446」に良く合っていると、と評判な曲ですが、レゲエや音楽でチルというと、「まったりしている、ゆったりしている」という意味合いになります。

 

と言われるように実際レゲエに「446」がピッタリとはまっている、ということなのでしょう。

 

そう、レゲエの申し子のように。

 

「生きる」っていうこと

446 & SHINGO★西成 / 「生きる」っていうこと 【MV】

同じくレゲエラッパーである「SINGO★西成」と「446」とのコラボです。

 

「生きる」その素晴らしさを歌い上げた歌なのですが、実際映像も元気が出そうで・・・

 

ですがそんな曲を作った「446」がすでにこの世にいないなんて、悲劇です。

 

ボッピン

446 – ボッピンFeat.KENTY GROSS

「446」がKENTY GROSSをフィーチャーした曲。

 

不思議な響きですが、繰り返しには、ハマりそうな要素があります。

 

RISE AGAIN

446 / RISE AGAIN

 

BIG GUN CLIP

BIG GUN CLIP / 446 & BOUNTY KILLA

446とBOUNTY KILLA とのコラボレーション。

 

本場ジャマイカとのコラボですね。

 

ジャマイカ側がちょっと迫力を落とし気味にして日本に合わせてくれたような気もしますが、「446」実に頑張っています。

 

Access All Area Music Video

446 & LA BONO CAPO / Access All Area Music Video

2013年の曲。

 

RUDEWAY FUNK とR-RATEDとのコラボ。

 

そしてRIDDIM(リディム:これは別名ヴァージョンとも呼ばれています。レゲエのリズム体でドラムと特徴あるベースラインで構成されています)はRED SPIDER、「446」とLA BONO CAPOとで作りあげたミュージックビデオ。

 

音楽の二人の個性が炸裂するミュージックビデオ、と評判でした。

 

BAGGA BAGGA MONEY

BAGGA BAGGA MONEY – Remix – / 446 feat. JUMBO MAATCH

2012年リリースの「446」の復活第2段で評判になった曲です。

 

これは過去2004年に作成した楽曲ですが、2012年に日の目を見ました。

 

2012年版ではJUMBO MAATCCCJWOフィーチャーしTENOリミックスです。

 

これを聞くと、「446」にはアンダーグラウンド的な要素が色濃く残っているレゲエミュージシャンですね。

 

DEAR

TAK-Z & 446 "DEAR" 【Official MusicVideo】

TAK-Z&446の二人で仕上げた曲となりました。

 

「446」が最後にファンに残してくれた手紙,これが曲「DEAR」。

 

リディムをDIGITAL MIMJA RECORDSの774がつけています。

 

バラード風です。

 

アップは2016年12月ですが、曲としては「446」の生前からもの、まるで、死を予感していたような感じがします。

 

ミュージシャンと薬物

「446」の死因ですが、それは謎のままです。

 

自殺説あり、殺人説まで出たりします。

 

その真実は伺い知れませんが、薬物が彼に影響を与え人生を苛んでしまったことは十分考えられえます。

 

非常に若い時、それも幼少期に麻薬に手を出して、しかもシンナーにも手を出してしまった「446」には中毒症状が出ていたと思われます。

 

麻薬、覚醒剤そしてもちろんアルコールでもそうですが、一度中毒症状が出てしまうと完治するのが非常に難しいということです。

 

中毒状態から脱する者は相当の覚悟と意思を持って臨むことが必要とされます。

 

「446」はレゲエに、人生の意義をそして起死回生を見出していました。

 

そしてミュージシャンとして観客に感動を与えていました。

 

それに妻と子もいたのですから、中毒症状からの脱出のバックボーンはありました。

 

ですが薬物中毒には後遺症があります。

 

薬物、アルコールの過剰摂取により、内臓がやられてしまうのです。

 

また脳も刺激されるので脳に障害が起きる場合もあります。

 

中毒で荒れた内臓に癌が発症する例もあります。

 

心不全も起こしやすくなります。

 

中毒で傷ついた脳にうつ症状の危険性もありますし、脳梗塞だって引き起こします。

 

こうした症状が「446」の死因となったかも知れません。

 

今でも、薬物で逮捕される芸能人が後を絶ちません。

 

「446」は更生への道を歩んでいましたが、道半ばでの死去となりました。

 

彼のファンは彼の死を悼んでいます。

 

残されたファン、サポーターは彼の死を悼むと同時に、更生の道を歩んで行った彼の想いを、そして道半ばだった無念を、引き継ぐという使命が残っていると思います。

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