Adam Beyer(アダム・ベイヤー)とは?
この記事では、テクノプロデューサーでありDJとして活動する、Adam Beyer(アダム・ベイヤー)をピックアップします!
世界的にも高く評価されているAdam Beyerの音楽との出会いや、トップに駆け上がるまでの道のり、活動内容とは?
またAdam Beyerの人気曲やコラボレーション楽曲、ライブ映像などをご紹介していきたいと思います!
音楽と“リズム”との出会い
Adam Beyer(アダム・ベイヤー)はスウェーデン・ストックホルム出身で、1976年5月15日生まれ、現在43歳(※2019年時点)です。
10代でドラムセットを購入したというアダム・ベイヤーは、とても早くから音楽へ興味があったそうです。
音楽好きな子どもは珍しくありませんが、彼が特に興味を持っていたのは、『音楽のリズム』。
その後ターンテーブルの魅力を知ると、1990年(当時14歳!)には自分用のターンテーブルを購入します。
その頃からすでにテクノサウンドやヒップホップに興味があったようで、やがて徐々に、地元のパーティー、クラブにて活動を始めます。
精力的な音楽活動
努力や勉強はもちろん、何よりも才能があったのだと思います。
1993年、アダム・ベイヤーは17歳で早くも作品をリリースしています。
リリースの約1年前から、サンプラーの使い方を同級生だったPeter Benischから習っていたそうです。
1995年、アダム・ベイヤーはPlanet Rhythmのレコードショップで働き始めますが、音楽活動も継続。複数名義でリリースし始めます。
19歳で「Drumcode 1」をリリースし、世界中のアーティスト達から注目されました。
翌年にはアルバム「Decoded」をリリース。
こちらも世界レベルで高く評価され、アダム・ベイヤーの知名度はさらに広まりました。
自社レーベルの設立も!
1996年、アダム・ベイヤーは自分のDJセットで使いやすいトラックを、DJツールとしてリリースするために「Drumcode」というレーベルを立ち上げます。
自社レーベルを設立したことにより、音楽活動にも自由が利くようになりました。
さらに彼は2つ目となるレーベル、「Code Red」を設立。
その後、テクノサウンドだけでなく幅広いジャンルをテーマとした、新たなレーベル「Truesoul」も立ち上げます。
ものすごい行動力ですね。
自社レーベル「Drumcode」設立した頃、なんとまだ19歳という若さ。
より良い音楽を作りたいという強い気持ちが、アダム・ベイヤーの行動力に繋がったのかもしれません。
その後も数々の作品をリリースし、人気DJとコラボレーションすることも多く、活躍し続けています。
アダム・ベイヤーの勢いは止まりません。
Adam Beyerのおすすめ曲をYouTube動画で集めてみた
Adam Beyer(アダム・ベイヤー)の人気曲
Stone Flower
おそらくは裏打ちビートのリズムでしょうか。
一定のリズムが軸となりながら、合間に入っている短いくも印象的なサウンドがいいスパイスになっています!
こちらも少しエモーショナルなサウンドが感じられる1曲ですね。
The Crossing
こちらは先ほどご紹介した「Stone Flower」よりもポップなイントロから始まります。
サウンド、雰囲気ともに、気持ちよくリズムにノれる楽曲という印象です。
I Do
こちらもおそらく裏打ちビートメインの楽曲。
サウンド自体は暗くないものの、ドラマや映画の重要なシーンで流れそうな、BGMのような雰囲気です。
そう思うと、時折入っているリズムが足音のように聴こえてきて、エフェクトのかかった声も相まって、とてもストーリー性があります。
Pluto
シンプルなリズムから始まるこの楽曲。
やはりどこか危うげな雰囲気を感じさせながらも、ノれる気持ちよさをも持ち合わせています。
フッと終わるのも潔く、とてもかっこいいです。
Dramcode 09 A2 [Re mastered]
こちらは出だしからドーン!と盛り上がります。
アダム・ベイヤーらしい危うい気配も残しつつも、全体的に盛り上がれる楽曲という印象です。
盛り上がれる楽曲がお好きな方におすすめです!
What You Need
シンプル過ぎずアップテンポ過ぎないリズムから始まるこの曲。
中盤で盛り上がりだします。
唐突な終わり方もアダム・ベイヤーらしいですね。
Time Flies
You’re the Same
この楽曲は、これまでにご紹介した楽曲よりも男らしさが目立ちます。
力強いリズムと、軽快なサウンドが絶妙なバランスで入り交じっていて、とてもかっこいい1曲です。
Darlek
静かながらも力強さのあるリズムが刻まれ、アダム・ベイヤーの世界観に引き込まれるような1曲です。
Waste Land
この楽曲は、とにかく力強い!
思わず身体が動くような楽曲です。
音楽でパワーが欲しいときに良さそうですね。
背中を押されるような、安定感抜群な1曲です。
That Would Be the Sun
こちらも力強く迫力あるサウンドが響きます。
どことなく危機感に似たものを感じますが、決して嫌なものではなく、むしろ映画を見ているような感覚にもなります。
Stop Talking
変わらない力強さと、エモーショナルさが感じられる楽曲です。
アダム・ベイヤーの楽曲のいいとこ取り、という印象を受ける1曲です。
Adam Beyer(アダム・ベイヤー)のコラボレーション楽曲
Adam Beyer(アダム・ベイヤー),Bart Skils(バート・スキルズ)「Your Mind」
2018年に発表された、Bart Skils(バート・スキルズ)とのコラボレーション楽曲。
YouTubeの再生回数は667万回以上で、注目度・人気ともに高いことがわかりますね。
バート・スキルズは1995年からDJとして活動を始め、オランダ・アムステルダムを拠点にヨーロッパで活躍、ヒット曲を連発している実力派アーティストです。
静かに、細かく刻まれるリズムに、声ネタが加わります。
そして中盤、グッと盛り上がります!
終盤は再び、静かにリズムを刻みながらも、テンションはそのまま聴き入ってしまうような楽曲です。
Bart Skils(バート・スキルズ)SNS
Teach Me (Amelie Lens Main Mix)
女性DJ・プロデューサーでモデルとしても活躍しているという、ベルギー出身のAmelie Lens(アメリー・レンズ)がアダム・ベイヤーの楽曲をリミックスした作品です。
そんな彼女は、1990年生まれで現在29歳という若さ(※2019年時点)。
才能に溢れた若手アーティストですね。
イントロから4つ打ちのビートが続き、どこか妖しげで、エモーショナルな雰囲気が感じられる1曲となっています。
この楽曲の原曲である、Adam Beyer(アダム・ベイヤー)「Teach Me (OriginalMix)」はこちらです!
Amelie Lens(アメリー・レンズ)SNS
Adam Beyer Vs Dense & Pika「Future」
Glimpse(グリンプス)とAlex Jones(アレックス・ジョーンズ)のユニット
Dense & Pika。そんな彼らとアダム・ベイヤーのコラボレーション楽曲がこちらです。
とても印象的なイントロから始まり、終盤はシンプルに締めくくられた楽曲です。
次々と増えていくサウンドに、リスナーのテンションも上がっていきます。
Dense & Pika SNS
Adam Beyer, Layton Giordani & Green Velvet「Space Date (PleasurekraftRemix)」
他の楽曲と比べると、割と序盤から盛り上がります。
中盤でシンプルなリズムサウンドに落ち着きかけるも、再び盛り上がりだします。
Adam Beyer(アダム・ベイヤー)まとめ
音楽に出会い、「音楽のリズム」に注目していたというアダム・ベイヤー。
10代の若さで自作楽曲をリリースし、DJだけでなくプロデューサーとしても活躍、自社レーベルを設立するなど、精力的に活動を続けて来ました。
その勢いは結婚し父親となり、40代を過ぎた今も変わりません。
数々の人気アーティストとのコラボレーションも多く、世界中からも支持を受けている彼。
華やかな経歴の裏側は決して楽なものではなかったはずですが、彼自身の強い思い、そして確かな実力があったからこそのものでしょう。
力強く迫力あるサウンド、エモーショナルな世界観。
映像や言葉ではなく、サウンドだけで世界観が溢れるアダム・ベイヤーの楽曲は、きっとこれからも進化し続けるのではないかと思います。
ちなみに彼のInstagramには、音楽活動だけでなく、時々プライベート感ある投稿もありました。
お子様でしょうか、少女たちとリズムに合わせて楽しむ姿や、愛犬と思われる犬と寄り添う姿。
それらはどれも柔らかな表情で、彼の人柄が伝わってきます。
そんな素顔とともに、楽曲を聴くとより一層たのしめるかもしれません。
大人となり多くの経験を積んだアダム・ベイヤー。
彼のこれからのさらなる活躍に期待出来ます。
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