- Aly & Fila(アリー&フィラ)とは?
- Aly & Filaのおすすめ曲をYouTube動画で集めてみた
- Aly & Fila meets Roger Shah feat Adrina Thorpe – Perfect Love
- Aly & Fila – Beyond The Lights (Extended Mix)
- Aly & Fila feat. Chris Jones – Running Out Of Time
- Aly & Fila with Jaren – For All Time
- Aly & Fila and Susana – Without You
- Aly & Fila meets Roger Shah and Susana – Unbreakable
- Aly & Fila with Ferry Tayle – Nubia (Extended Mix)
- Aly & Fila with Emma Hewitt – You & I (Aly & Fila Club Mix)
- Aly & Fila – It’s All About The Melody
- Aly & Fila with Deirdre McLaughlin – Gravity
- Aly & Fila with SkyPatrol feat. Sue McLaren “Running”
- Aly & Fila with Sue McLaren – Surrender
- Aly & Fila feat. Josie – Listening
- Aly & Fila feat. Jwaydan – We Control The Sunlight
- Aly & Fila vs Jwaydan – Coming Home
- Aly & Fila Feat. Roxanne Emery “Shine”
Aly & Fila(アリー&フィラ)とは?
Aly & Fila(アリー&フィラ)は、エジプト出身のAly El Sayed Amr Fathalah(Aly:アリー)とFadi Wassef Naguib(Fila:フィラ)の2人組のDJ、音楽プロデューサーです。
二人とも1981年生まれの同い年です。
ジャンルは、アップリフティング・トランスに分類されます。
このジャンルは、ユーフォリック・トランス(Euphoric Trance)と同意語で、近年ではアップリフティング・トランス(Uplifting Trance)という呼び方が一般的になっています。
プログレッシブ・ハウス寄りの哀愁のあるメロディのあるトランスで、シンセの他にピアノやバイオリンなどの音色が多く使われ、「泣きのトランス」と表現されることもあります。
プログレッシブ・トランス(Progressive Trance)も同じジャンルとして扱われることもあることから、明確な線引きはあまり意味がないのかもしれませんね。
キャリアのスタート
二人とも1981年に生まれで、幼稚園からの幼馴染みだったそうです。
ドイツ出身のPaul van Dyk(ポール・ヴァン・ダイク)やイギリス出身のThe Thrillseekers(スリルシーカーズ)、同じくイギリス出身のChicane(シケイン)などのトランスミュージシャンの影響で、彼らは1999年の18歳の頃に最初の小さなスタジオを作ってDJ活動と音楽制作を開始して、キャリアをスタートさせました。
Aly & Filaはエジプトで人気を得て、2003年にドイツのレーベル「Euphonic Records」と契約しました。
この頃までエジプトから世界デビューしたミュージシャンがいなかったことから、エジプト国内では話題となったようです。
シングル「Eye of Horus」のリリース
2003年に、シングル「Eye of Horus」をリリースしました。
このシングルは、オランダのダンスチャートで4位になり大ヒットを記録して、ブレイクするきっかけになりました。
Aly & Fila – Eye Of Horus (Original Mix)
レーベル「Future Sound of Egypt Recordings(FSOE Recordings)」の設立
2009年に、自身のレーベル「Future Sound of Egypt Recordings(FSOE Recordings)」を設立しました。
同時に、レーベル名と同じ名前のラジオ番組「Future Sound of Egypt(FSOE)」を開始しました。
この番組は毎週水曜日の米国東部時間午後4時/英国午後9時に配信されています。
鼓膜の損傷によりライブ不可能に!?
DJに限らず、ミュージシャンはライブでは大音量にさらされる職業です。
そのために、近年ではステージではイヤモニを使用したり、ドラマーなどの生音を遮断できない場合は耳栓をしたりする場合が増えてきました。
ただ、DJスタイルではヘッドホンで音を確認する必要もあるので、そのような対策が難しく、今でも爆音にさらされながらプレイしているのではないのでしょうか。
Alyも爆音の被害者の一人で、医者からの指示でステージに立つ事が出来なくなってしまいました。
現在は、ステージではFilaのみでDJプレイをおこなう事が多くなっていますが、楽曲制作は今でも二人が手掛けています。
また、FSOEのイベントなどでは姿を見せる場合もあります。
DJランキングのランクイン
2008年にDJランキング「DJ MAG TOP !00 DJs」の初ランクインで31位を記録しました。
2012年の19位を最高に2016年まではトップ50以内、それ以降も2018年までライクインしています。
Aly & Fila ライブ映像
Aly & Filaのライブ映像をご紹介します。
Aly & Fila live at Tomorrowland, Belgium (Saturday July 20, 2019)
2019年の世界最大級のフェス「Tomorrowland」でのライブ映像です。
音楽と照明、バックで流れている映像の効果で、幻想的な空間が堪能できるライブ映像です。
是非ともフルスクリーンにしてヘッドホンなどでボリュームを上げて聴くことをお勧めします。
ALY & FILA @ FSOE 500, The Great Pyramids of Giza, Egypt [Full Set Video]
2017年のFSOEの500回目のイベントでのライブ映像です。
こちらのライブは自身のイベントですので、2時間のフルセットのライブ映像です。
音楽もステージセットも素晴らしいのですが、何と言っても二人のステージングを見る事ができるのが素晴らしいですね。
Aly & Filaのおすすめ曲をYouTube動画で集めてみた
YouTubeで見ることができるAly & Filaの人気曲をご紹介していきます。
Aly & Fila meets Roger Shah feat Adrina Thorpe – Perfect Love
2012年にリリースされた「Perfect Love」です。
ドイツ出身のDJ Roger Shahとのコラボで、女性ボーカリストのAdrina Thorpeをフィーチャーした曲です。
美しい女性ボーカルのメロディに重低音のシンセのビートが気持ちの良い曲です。
映像は、最初はAly & Filaの二人が一緒に出ていますが、空港でAlyがFilaを見送ってFilaのステージシーンで終わるというストーリーになっています。
Aly & Fila – Beyond The Lights (Extended Mix)
2017年にリリースされた「Beyond The Lights」です。
重低音が効いた激しいビートのイントロから始まりますが、途中からテンポを落とした哀愁漂うメロディのマイナーコードの曲へと変わり、最後はイントロと同じく激しいビートへと変わります。
イントロで煽っておいて、独自の世界観に引き摺り込む展開が素晴らしいですね。
Aly & Fila feat. Chris Jones – Running Out Of Time
2013年にリリースされた「Running Out Of Time」です。
イギリス出身のシンガーソングライターのChris Jones(クリス・ジョーンズ)をフィーチャーした曲です。
始めのバラード調からビートが効いた曲へとダイナミックに構成が展開する男性ボーカルの曲です。
黒いサングラスをかけた3人が出演しているMVも凝った作りで楽しめます。
Aly & Fila with Jaren – For All Time
2014年にリリースされた「For All Time」です。
アメリカ出身の女性シンガーソングライターのJaren Cerfをフィーチャーした曲です。
ビートが効いたノリの良い曲です。
ドロップの一気に弾ける展開が素晴らしいですね。
Aly & Fila and Susana – Without You
2013年にリリースされた「Without You」です。
オランダ出身の女性ボーカリストのSusanaをフィーチャーした曲です。
ガンガンと攻めてくる勢いのある激しいビートの曲です。
途中のピアノとボーカルの展開が特徴的で、アクセントになっていますね。
Aly & Fila meets Roger Shah and Susana – Unbreakable
2016年にリリースされた「Unbreakable」です。
ドイツ出身のDJ Roger Shahとのコラボで、オランダ出身の女性ボーカリストのSusanaをフィーチャーした曲です。
アップテンポのビートに美しいメロディのボーカルが絡んでくる曲です。
情熱的なSusanaのボーカルが激しいビートにマッチしています。
Aly & Fila with Ferry Tayle – Nubia (Extended Mix)
2014年にリリースされた「Nubia」です。
フランス出身のDJ Ferry Tayleとコラボした曲です。
アップリフティング・トランスシーンの人気者同士のコラボです。
アップテンポのビートにシンセの美しいメロディが絡んでくる曲です。
Aly & Filaらしい曲の展開で、途中のピアノの美しいメロディが特徴的です。
Aly & Fila with Emma Hewitt – You & I (Aly & Fila Club Mix)
2018年にリリースされた「You & I 」です。
オーストラリア出身の女性シンガーソングライターのEmma Hewittをフィーチャーした曲です。
壮大なオーケストラサウンドからビートが効いたパートへ変わり、再度オーケストラサウンドへ展開して、ドロップ部で一気に弾けるのが気持ちいい曲です。
高音に伸びのあるEmma Hewittのボーカルが魅力的な曲です。
Aly & Fila – It’s All About The Melody
2019年にリリースされた「It’s All About The Melody」です。
壮大な雰囲気の曲です。
最初のメロディから徐々に盛り上がりを見せる曲なのですが、曲の盛り上げ方をコード進行で表現している職人技とも言える曲です。
Aly & Fila with Deirdre McLaughlin – Gravity
2019年にリリースされた「Gravity」です。
アイルランド出身の女性シンガーソングライターのDeirdre McLaughlinをフィーチャーした曲です。
Aly & Filaらしい壮大な展開のアップテンポのボーカル曲です。
サビの「I can,t feel gravity」のキャッチーなメロディが魅力的な曲ですね。
Aly & Fila with SkyPatrol feat. Sue McLaren “Running”
2015年にリリースされた「Running」です。
イギリス出身のDJデュオ SkyPatrolとのコラボで、イギリス出身の女性シンガーソングライターのSue McLarenをフィーチャーした曲です。
ゆっくりしたテンポで、女性ボーカルのSue McLarenを活かした美しい曲です。
バラードと言っても良い曲ですね。
Aly & Fila with Sue McLaren – Surrender
2018年にリリースされた「Surrender」です。
同じく、イギリス出身の女性シンガーソングライターのSue McLarenをフィーチャーした曲です。
Sue McLarenのどこか気怠さを感じさせる歌い方がトランスに合っていて、全編を通してボーカルが挿入された曲になっています。
ただし、曲自体は気怠さを感じさせないメジャーコード進行になっています。
Aly & Fila feat. Josie – Listening
2010年にリリースされた「Listening」です。
女性ボーカリストのJosieをフィーチャーした曲です。
ダイナミックなサウンドが魅力的な勢いのいいボーカル曲です。
ギターのパワーコードを使ったサウンドが特徴的な曲です。
Aly & Fila feat. Jwaydan – We Control The Sunlight
2011年にリリースされた「We Control The Sunlight」です。
イギリス出身の女性シンガーソングライターのJwaydanをフィーチャーした曲です。
Jwaydanの澄んだ声がアップリフティング・トランスのドラマチックなサウンドにマッチした曲です。
彼女の音楽性は、モーツァルト、チャイコフスキーなどのクラシック音楽やエンヤなどのボーカリストの影響があるとのこと。
確かにエンヤの影響を強く感じますね。
Aly & Fila vs Jwaydan – Coming Home
2012年にリリースされた「Coming Home」です。
同じく、イギリス出身の女性シンガーソングライターのJwaydanをフィーチャーした曲です。
JwaydanとAly & Filaとの相性が良いのが良く分かる曲です。
Aly & Fila Feat. Roxanne Emery “Shine”
2015年にリリースされた「Shine」です。
イギリス出身の女性シンガーソングライターのRoxanne Emeryをフィーチャーした曲です。
最初のエジプトを思わせるメロディから一転して、美しいピアノのメロディとオーケストラのダイナミックなサウンドに変わる曲です。
情熱的で何処かセリーヌ・ディオンに似た歌声のRoxanne Emeryも曲にマッチしていていますね。
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