ARARE(あられ)とは?
ツイッターのURLです。
レゲエミュージシャンです。
自らを「音楽を貫くドキュメンタリー吟遊詩人」と銘打って、自分の音楽を「聴く人の荷物を軽くする=聴く人を笑顔にする」ことをモットーにしています。
横浜市鶴見区の出身。2007年に20歳と言われていたことから2019年現在は32歳ですね。
1987年の生まれでしょうか。
中学を卒業してレゲエを知り、自分の天職はDJと強く思いマイクをとり活動を始めました。
2005年大阪コロシアムの大会で優勝し、ROAD TO レゲエ祭(横浜で1995年から行われている大会)で2006年のチャンピオンに輝いた経歴を持ちます。
その時のARAREは「見た目16歳」などと紹介されています。
計算したところレゲエ祭のARAREの年齢は19歳だと思いますが。
写真を見ると童顔ですね。
ARAREの主な活動拠点は横浜です。
彼の演奏スタイルは即興でレゲエ界ではラバダブと呼ばれています。
彼は特にラバダブのスタイルを好むDeeJayです。
DeeJayの読み方はディージェーですが、レゲエでは歌を歌う人のことを指します。
20歳にしてデビュー曲「ひとりあそびVol.0」をだし、それが驚異的に売れた記録の持ち主です。
そして「レゲエ・ウイルス」を日本全国に撒き散らすぞ、と宣言して活躍し続けています。
さて、それより2年4ヶ月ぶり、2010年1月に今度は6曲入りミニ・アルバム「ハレ、トキドキあられ」をリリースしています。
彼の歌からは独自の世界観、それが深みを持ってメッセージのように聞こえてきます。
彼の歌い口は独特な言葉遣いもあり、聞いているとクセになりそうです。
それだけ強烈です。
一度彼の歌を聴くと彼の持つ「ARAREワールド」に取り込まれてしまうと、評判です。
ファンはこうも言っています、「 ARAREワールド」のウイルスに感染させられてしまうと。
一度感染させられると、もう囚われの身です。
だから彼はこう言われています「ジャパンレゲエ史上、最も天災的なレゲエDeeJay」。
ARAREは今ではすっかりオトナになり、次に目指すは「イケてるオヤジ」だとか。
ARAREは2012年、逮捕された、などという情報が流れましたが、その時ではないにしてもいささか謎を含むところがあります。
「白い牢屋」という曲がありまして、その曲に対して行われたインタビューで、自分の実体験からその曲を書いた、などと答えていますから、ひょっとしたら?
1時期、活動がなかった頃があり、それが噂を生んだのかも知れません。
ARARE(あられ)のおすすめ曲をYouTube動画で集めてみた
どうだい兄弟
ARAREの「ハレ、トキドキあられ」に収録されています。
2009年12月16日リリースでした。
東北芸術工科大学の手によってアニメーションにされたミュージックビデオです。
この中に「イケてるオヤジになろうぜ」というセリフが出てきます。
彼のモットーとなりつつあるセリフの一つですね。
音ヲ楽シモウ “Why Don’t We Enjoy Every Sounds?”
英語の字幕が付いています。
ホンワリした、愉快な気分になれそうな曲です。
これはレゲエ好き以外の人に聞いてほしい歌です。
ADVISE
「天国になどとうに行けないけど、この音楽ならきける」
「・・オレの仏は止まらない」
「罪は償わなきゃ行けない」
などのセリフが、私たちの心にぐさりと刺さります。
ああ、これは世の中に対する、悲痛な叫びだな、と。
原発処理の様子など、見るとこちらもどうにかしなきゃ、とそんな気がします。
ブランニュウ
J-REXXX と SILENT KITTOをフィーチャーしています。
この曲も、世の中に一石を投じようとしている、内容の濃い曲です。
ブランニュウ(Brand new)と銘打って世の中が変わるように願っている曲だと思います
ノーワー
Acoustic TRIOとあるように、アコースティックギターとカホンが伴奏部分を出しています。
こういう曲にカホンを使うって珍しいかな?
ワー、とはwarとwahをかけているのですね。
戦争のwarと人のわめく声のワー(wah)
そんなものnoです。
ひたすら平和を願っている歌。
ユアパズル
ピアノを伴奏に歌っています。
このピアノが実にいいです。
この曲も、世相を色々盛り込んでいます。
ヒトとひと
一人じゃ寂しすぎるよ。
一人じゃ何も起らないよ。
1たす1の答えは1。
思わず納得させられる歌です。
悲しさの中から、何か人と一緒にいることの素晴らしさを感じさせる曲です。
THiNK
全体的に落ち着いた曲です。
落ち込んだ人の心に灯を灯してくれそうな1曲。
ページ2(PAGE2)
思いを全て言葉に出した、そんなイメージなのですが、どこか哲学的な歌詞です。
彼の日記のような歌なのですが、これを歌にしてしまうところにARAREの非凡性を感じます。
最後に流れるEELMANの「I LOVE MUSIC」で締める感じがいい。
ココ我スキ
日本の良さを歌った歌ですね。
日本のこと、風習や自然風土も含めて、「好き」と堂々と歌い上げています。
日本に生まれて、日本で育って良かった、本当に聞いてそう思います。
日本、観光ソングに使ってほしい歌だと思います。
次はARAREだけでなく、2グループ、メドレー形式の曲です。
3つ重なってとても楽しい曲なので、ここにアップしておきます。
ARARE「ダンスナンバー」& 笑連隊「キモチがE〜026〜」 ✖️ HOME GROWN
コラボ曲。
底抜けに明るく楽しい曲。出だしはジャズのような雰囲気です。
脱力
天災
声だけ勝負の、歌です。
210秒のホットなメッセージです。
2010年のアップです。
レゲエウイルス
もしかしたら、ARAREの目指すところ?
日本国中の、いえ世界中の人をレゲエというウィルスに感染させたがっている?
レゲエという病はカリブ発の流行病とか?
でも節回しは難しいですよね。
一度その早口にはまってしまったら、その時はもはや手遅れレゲエ熱。
手の握り方
love letter
出だしが面白いですね。
「役人さんからお手紙ついた・・・」
年金の支払いの催促状でしょうか?
こんな義務的に支払わなきゃならない公共料金までも、歌にしてしまうのには、思わず苦笑してしまいます。
誰も払いたくはありませんね。
ARAREからのメッセージ(東北関東大震災)
(東北関東大震災)と書いてありますが、2011年3月のアップ、とあるところからみると
これは「東日本大震災」の時に作った歌でしょう。
こういう場合レゲエ、は非常に良い手段だと思います。メッセージがストレートに伝わります。
被災者の無事を祈る姿勢がひしひしと感じられます。
この曲のタイトルは「イキテルかぎり」です。
それだけの曲もありますのでここに貼り付けておきます。
「地震の野郎が今後やる気くしちゃうくらい強く生きてやろうぜ」と書いてありますが「地震の野郎が今後やる気なくしちゃう・・・・・・・・・」じゃないかと思います。
なんとなく
VOLTA MASTERSとのコラボ
Mama
2009年にアップされています。
母親の恩がひしひしと感じられます。
母親は偉大なり。
そして母親には絶対頭が上がりません。
成人式のシチュエーションでぜひ流したい曲ですね・
ベースのバックに流れているのはパッヘルベルの「カノン」では?
パッヘルベルの「カノン」は万能選手でどのような曲にも乗せることができます。
here I love
2016年にアップした動画で。
ARAREの「hear I love」のアルバム紹介です。
ARAREの魅力
実に多彩なレゲエアーティストです。
レゲエ発祥の原点になったのは、押さえつけられた奴隷出身の人々の哀しさ、悔しさ、現体制への不満でした。
ARAREの場合も、現代社会への不満、批判などが現れた曲がたくさんあります。
それが映像と相まって、現社会を正しいと思っていない人たちの共感を誘っています。
若者だけならず、すでに現体制に慣れてしまっている大人たちにも、改めて考えさせる何かを持ったミュージシャンです。
そうかと思うと、非常に優しい曲もあり、孤独を感じる人たちに訴えかける曲、不安に怯える人たちに勇気を与える曲、そんな曲がたくさんあります。
その全てをレゲエという曲調に乗せて、何気無く歌う。
聞いている私たちも、最初は「おや?」と思うのですが、やがて歌の意味に触れて、心奪われていく、感じです。
それはまるでレゲエというウィルスのよう。
気がついたあなたは、もはやトリコです。
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