今回はEDMシーンの革命児 Avicii(アヴィーチー)を大特集!
卓越した音楽センスで数々のヒットソングを生み出し、世界中のEDMファンを虜にしました。
Aviciiの曲を聴いて、EDMにハマった人も多いのではないでしょうか。
しかし、2018年4月21日に28歳の若さで急死、世界中に衝撃と悲しみが広がりました。
このブログでは、彼の歩んできた音楽キャリア、ヒット曲をご紹介します。
今後、伝説として語り継がれる彼のパフォーマンスをぜひ体感してください…!
今回もよろしくお願いします!
Avicii(アヴィーチー)とは?
Avicii(アヴィーチー)とは、1989年9月8日生まれのスウェーデン出身のDJ・ミュージシャンです。
本名はTim Bergling(ティム・バークリング)といいます。
幼少期から兄と一緒に音楽に親しみ、音楽家になる夢を持っていたAvicii。
ピアノやギターを習っていたそうですが、音楽制作ソフトに出会うと、たちまちに夢中に!
Tiësto(ティエスト)やSwedish House Mafia(スウェディッシュ・ハウス・マフィア)の影響を受け、高校を卒業すると本格的に音楽活動を始めていきます。
そして、アーティストとしての駆け出しの時期から、彼の才能は早くも開花し始めます。
様々な音楽をインターネット上にアップしていたところ、音楽活動を始めてからわずか半年でレコード会社との契約を勝ち取るのです。
2008年、彼はイギリスのDJ Pete Tong(ピート トン)が主催した大会「Fast Trax」で圧勝!
Pete Tongのレーベル「Bathroom Bedlam」と契約し、シングル「Manman」をリリースしれいます。
2008年5月には母国スウェーデンの「At Night Management」と契約を結び、その後、オーストラリアの「Vicious Grooves」とも契約しています。
また、EDMの帝王“Tiësto”も早くからAviciiの才能を認めていたそうで、Tiëstoの招待でイビサ等のイベントに出演したこともあるんだとか…!
まさに早熟の天才だったAvicii。ここから、伝説的なパフォーマンスをやってのけるのです。
“Levels”の誕生
2009年以降、次々とヒットソングを飛ばしていったAvicii。
2011年には、フランスの大物DJ David Guettaとのコラボ曲” Sunshine”をリリース!
2012年のグラミー賞最優秀ダンス・レコーティング部門にノミネートされることになります。
そして、Aviciiの人気を不動にしたのが、2011年10月28日にリリースされた“Levels”です。
1962年リリースのエタ・ジェイムズの楽曲「Something’s Got a Hold on Me」を元に作られた曲ですが、これが世界的な大ヒットを記録!
世界20か国以上のチャートでトップ10入りにランクインすると、アメリカ、ドイツ、イタリア、ベルギーなどの国々でプラチナディスクに認定!
イギリス・ニュージーランド・デンマークでもゴールドディスクに認定されています。
さらに、翌2013年のグラミー賞最優秀ダンス・レコーティング部門にノミネートされています。
この曲の誕生によって、彼の名前は世界に轟くことになりました。
しかし、彼はこの成功に満足せず、さらに革新的な音楽を生み出そうと動き出します。
そして、誕生したのが2013年にリリースされたデビューアルバム“True”です。
世界を席巻した革命的EDM
2013年にリリースされたデビューアルバム“True”。
これが伝説的な記録を叩き出します。
世界74か国のiTunesで1位を獲得!
アメリカ、イギリスを中心に大ヒットを記録し、英米に加え、母国スウェーデン、ドイツ、オーストリア、フランスでプラチナディスクに認定されました。
さらに、日本でも20万枚売り上げる大ヒットを記録しています!
さらに同年6月17日に先行シングルとしてリリースされた“Wake Me Up“も瞬く間に1位にランクイン!爆発的なヒットを記録しています。
このアルバムは、ジャンルを横断した新しいサウンドで構成され、それまでのEDMとは一線を画しているといわれています。
EDMとカントリーミュージックを融合させた曲は、それまでEDMをあまり聴いたことがない人にもとても親しみやすく、もともとのEDMファンもしっかりと楽しめます。
彼の野心と幅広い音楽性が、これだけのヒットを生み出したといえるでしょう。
その後も、2015年にセカンドアルバム “Stories”をリリース、新たな楽曲を生み出し続けていました。
突然の死
2018年4月、Aviciiは滞在先のオマーンのホテルで急死します。
28歳の若さでした。
死因は公表されてはいませんが、家族の出した声明では彼の自殺がほのめかされています。
実は、以前から健康問題を抱えていたというAvicii。
2012年にアルコール中毒で入院。
以後、入退院を繰り返すようになります。
過度の飲酒により21歳で急性膵炎を発症し、2014年には胆のうと虫垂をすべて摘出しています。
極めてハードなスケジューリングで、イベントやパーティーに連日出演していたようで、DJのハードな生活スタイルが健康を蝕んでしまったようです。
まだ20代の彼には、あまりに過酷なものだったのかもしれません。
また、本人の性格は素直でシャイ。
そのため、周囲の期待でプレッシャーを抱えこんでしまうこともあったようで、過度な飲酒に走ってしまったことも。
さらに、音楽に対しては徹底した完璧主義者で、一曲作るのに600ものバージョンを作ることもあったそう。
このような、本人の真面目さも彼を追い詰めてしまったのかもしれません。
世界中のファンに衝撃と悲しみを与えたこのニュース。
ZEDDやNicky romeroなどの有名アーティストも、彼への追悼メッセージを公表しています。
しかし、彼の音楽シーンに遺した偉業は、更なる伝説として語り継がれていくでしょう。
彼の音楽は、決して消えることはないのです。
現代音楽の巨星として在り続けるAviciiは、これからどんな足跡を残してくれるでしょうか。
Aviciiのおすすめ曲をYouTube動画で集めてみた
それではAviciiのヒットソングをご紹介しましょう!
お気に入りの一曲を見つけてくださいね!
Avicii – Wake Me Up
2013年にデビューアルバム“True”の先行シングルとしてリリースされた楽曲です。
アメリカのシンガーAloe Blaccがヴォーカルを担当しています。
爆発的なヒットを記録し、アメリカ・イギリスをはじめ、世界30ヶ国以上の国で1位を獲得した、まさにAviciiの代名詞的な楽曲です。
Youtubeの再生回数はなんと18億回を突破…!次元が違います。
フォークソングの色彩が強い曲で、彼のジャンルを横断した音楽性がよく表れていますね。
2013年9月には、Aloe Blaccによるアコースティック版も発表されているので、こちらも併せてチェック!
↓Aloe Blacc – Wake Me Up (Acoustic)はこちらから!↓
Avicii – Levels
2011年10月28日にリリースされた楽曲で、Aviciiの名を世界に知らしめることになった大ヒットナンバーです。
心地よく明るいメロディーが特徴で、みんなが好きになれる人懐っこさがあります。
これからも語り継がれる名曲の一つですね。
また、エレクトロミュージシャンのSkrillex(スクリレックス)によるリミックスも非常に有名なので、こちらも併せてチェックしてみてください!
↓Skrillexのリミックスはこちら!↓
Avicii – For A Better Day
2015年8月にリリースされた楽曲です。
Aviciiの歌の中では抽象度の高い歌詞ですが、Avicii自身の音楽への情熱を歌ったものだといわれています。
MVは「人身売買」を扱ったかなり衝撃的な内容です。
Avicii自身も初めて共同監督として製作にかかわっています。
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