- deadmau5(デッドマウス)とは?
- deadmau5のおすすめ曲をYouTube動画で集めてみた
- deadmau5 – Raise Your Weapon
- deadmau5 & Kaskade – I Remember
- deadmau5 feat. Rob Swire – Ghosts N Stuff
- deadmau5 – Strobe
- deadmau5 – Let Go Feat. Grabbitz
- deadmau5 – Some Chords
- deadmau5 – Sofi Needs a Ladder
- deadmau5 feat. Chris James – The Veldt
- Kaskade & deadmau5 – Move For Me
- deadmau5 ft. Gerard Way – Professional Griefers
- deadmau5 – Monophobia (feat. Rob Swire)
- deadmau5 – Polaris
- deadmau5 “Hi Friend”
- deadmau5 & Imogen Heap – Telemiscommunications
- deadmau5 – SATRN
- deadmau5 – COASTED
deadmau5(デッドマウス)とは?
deadmau5(デッドマウス)は、1981年1月5日生まれのカナダ出身のDJ、音楽プロデューサーです。
本名はJoel Thomas Zimmerman(ジョエル・トーマス・ジマーマン)です。
ジャンルは、プログレッシブ・ハウスを中心に様々なジャンルを手掛けています。
キャリアのスタート
10代の頃のクリスマスでキーボードをプレゼントされ、音楽に触れることになります。
学校卒業後はプログラマーとして働きましたが、1990年代後半には本格的にDJ活動と楽曲制作を開始しました。
アルバム「Random Album Title」の大ヒットでブレイク
2008年に三枚目のアルバム「Random Album Title」をリリースしました。
このアルバムはアメリカのダンスチャートで13位、イギリスでも31位を記録し、カナダではゴールドディスクを獲得しました。
この大ヒットがきっかけとなりブレイクすることなりました。
その後もグラミー賞のノミネートや雑誌「ローリング・ストーン」の表紙になったりと、活躍しています。
名前の由来
ネズミの被り物をしてDJプレイをすることで有名なdeadmau5ですが、本来の名前の綴りは「Dead Mouse」です。
10代の前半の頃、彼はパソコンで友人とチャットをしていましたが、突然シャットダウンしました。
焦げた臭いがしたことからパソコンを分解してみると死んだネズミが見つかり、チャットで「パソコンでネズミが死んでる!」と書き込み、友人の間で「dead mouse guy(死んだネズミ男)」として知られるようになりました。
そこでハンドルネームを「dead mouse」に改名しようとしたところ、8文字までしか入力できなかったことから、最後の文字「se」を5に置き換えてdeadmau5に改名しました。
ちなみに、ネズミの被り物は「mau5head」と呼ばれていて、カナダの映画会社に特注で依頼して作成しています。
この被り物はシルエットがミッキーマウスそっくりなので、ディズニーから訴えられていたようですが、現在は和解したようです。
DJランキングのランクイン
2008年にDJランキング「DJ MAG TOP !00 DJs」の初ランクインで11位を記録しました。
2010年と2011年には最高ランクの4位を記録し、2008年以降ランクインし続けています。
毒舌家としての一面も
deadmau5は毒舌家としても有名で、その毒舌ぶりをいくつか挙げます。
○あのマドンナのことを「ファンキーなバアさん」と言った。
○韓国のクラブでジャスティン・ビーバーがイギリス出身のDJ Michael Woods(マイケル・ウッズ)に「ヒップホップをかけろ」と言って揉めて、Michael Woodsのマネージャーを殴ったと報道された際には、「ジャスティン成長しろ。もうクラブに行くな。」という内容をツイートした。
○David Guetta(デヴィッド・ゲッタ)のことを「iPodを2台とミキサーを並べて曲を流しているだけだ。」と批判した。
その他にもあるようですが、かなりの毒舌家であることがわかるかと思います。
特にDavid Guettaへの批判は、どちらかといえば個人への批判というよりは、飽和状態でオリジナル性に乏しいと感じているEDMシーンへの批判のようです。
deadmau5 ライブ映像
deadmau5のライブ映像をご紹介します。
Deadmau5 – Cube V3 Live @ Creamfields 2019
deadmau5が考案したステージコンセプトである「Cube」のバージョン3となる「Cube V3」のライブ映像です。
「Cube」はステージデザインや映像、LED照明など全ての要素を考案し、最新のテクノロジーを使って実現したものです。
以下は「Cube V3」実現までのメイキング映像です。
Inside the insane deadmau5 CUBE V3!
deadmau5のおすすめ曲をYouTube動画で集めてみた
YouTubeで見ることができるdeadmau5の人気曲をご紹介していきます。
deadmau5 – Raise Your Weapon
2010年にリリースされた「Raise Your Weapon」です。
フェロー諸島のトースハウン出身の女性シンガーソングライターのGreta Svabo Bechをフィーチャーした曲です。
イントロとブレイクダウンはピアノと美しいメロディのボーカルで構成されており、ビルドアップもシンセサウンドやキックを使った素晴らしい展開ですが、ドロップは一転して極悪とも言える激しいビートのサウンドへ変わります。
その後もこの激しいビートが続きますが、最後は美しいピアノに変わります。
前半と後半で全くと言っていいほど違う曲ですが、そのギャップがdeadmau5らしい曲です。
deadmau5 & Kaskade – I Remember
2008年にリリースされた「I Remember」です。
アメリカ出身のDJ Kaskade(カスケイド)とコラボした曲です。
繊細で美しいメロディの女性ボーカルの曲です。
ビルドアップの壮大なシンセサウンドが心地いい曲です。
deadmau5 feat. Rob Swire – Ghosts N Stuff
2009年にリリースされた「Ghosts N Stuff」です。
オーストラリア出身のシンガーソングライターのRob Swire(ロブ・スワイア)をフィーチャーした曲です。
全編にハモンドオルガンの音色が使われていますが、特にビルドアップでのオルガンサウンドの使い方と情熱的なボーカルがいいですね。
deadmau5 – Strobe
2009年にリリースされた「Strobe」です。
前半は美しいシンセサウンドの曲ですが、後半からキックとベースが加わったハウスミュージックへと展開します。
どこかUnderworldを思わせるテクノとトランスっぽさがある曲です。
ちなみに、この曲は「Cube V3」のイベントでラストを飾った曲です。
deadmau5 – Let Go Feat. Grabbitz
2016年にリリースされた「Let Go」です。
アメリカ出身のミュージシャンのGrabbitzをフィーチャーした曲です。
前半は壮大なシンセサウンドとボーカルの曲ですが、途中からキックが加わったビードの激しい曲に変わります。
一般的なハウスミュージックの構成とは異なりますが、個人的に好きな曲です。
近年のEDMに批判的なdeadmau5からの回答なのかもしれませんね。
ちなみに、MVは「Cube2.1」のメイキング映像となっています。
deadmau5 – Some Chords
2010年にリリースされた「Some Chords」です。
7分32秒と長い曲ですが、ビルドアップやドロップのビートの変化やシンセの音色の絶妙なチョイスで長さを感じることはありません。
なお、この曲はアメリカの人気ドラマ「CSI:科学捜査班」のエピソードでも取り上げられました。
deadmau5 – Sofi Needs a Ladder
2010年にリリースされた「Sofi Needs a Ladder」です。
ドイツ出身の女性ラッパーのSOFIをフィーチャーした曲です。
重低音が効いたアップテンポのビートにSOFIのラップがマッチした曲です。
途中のポリリズムが最高に気持ちいいですね。
なお、この曲は2011年公開のブラッドリー・クーパー主演のハングオーバー!シリーズの2作目の映画「ハングオーバー!! 史上最悪の二日酔い、国境を越える」で使用されました。
deadmau5 feat. Chris James – The Veldt
2012年にリリースされた「The Veldt」です。
Chris Jamesをフィーチャーした曲です。
軽快なテンポの曲です。
シンセの音色以外はハウスミュージック的な展開はあまりありませんが、良質なポップスと言える曲です。
Kaskade & deadmau5 – Move For Me
2009年にリリースされた「Move For Me」です。
アメリカ出身のDJ Kaskade(カスケイド)とコラボした曲です。
ダンサブルで大人の雰囲気が十分に漂うプログレッシブ・ハウスです。
deadmau5 ft. Gerard Way – Professional Griefers
2012年にリリースされた「Professional Griefers」です。
アメリカ出身のシンガーのGerard Way(ジェラルド・ウェイ)をフィーチャーした曲です。
重低音が効いた激しいビートの曲です。
Gerard Wayのラップ調の激しい歌い方がマッチしています。
MVはネズミ型のロボットが戦うというストーリーですが、まるでハリウッド映画のような迫力満点の映像になっています。
deadmau5 – Monophobia (feat. Rob Swire)
2018年にリリースされた「Monophobia」です。
オーストラリア出身のシンガーソングライターのRob Swire(ロブ・スワイア)をフィーチャーした曲です。
ノリの良い激しいビートのボーカル曲です。
Rob Swireとは「Ghosts N Stuff」でもコラボしていますが、シャウトの時の情熱的な歌い方が曲にマッチしていて、deadmau5との相性はいいですね。
MVは実写に映像をバックにCGを使った人間や動物、骸骨などが踊っているのですが、特に人間がリアルすぎて、いわゆる「不気味の谷」と言われる現象になっています。
映画なんかではこの現象を避けるためにリアルさをある程度排除するのですが、このMVはあえてリアルにしているのでしょうね。
deadmau5 – Polaris
2017年にリリースされた「Polaris」です。
壮大で美しいメロディのシンセサウンドから始まりますが、途中からのポリリズムでリズムが変化します。
素晴らしい展開の曲です。
deadmau5 “Hi Friend”
2009年にリリースされた「Hi Friend」です。
カナダ出身のMC Flipside をフィーチャーした曲です。
同じフレーズが繰り返される曲です。
じっくり聞くというよりは、クラブなどで聞いてトランス状態に入るのにはピッタリの曲ですね。
deadmau5 & Imogen Heap – Telemiscommunications
2013年にリリースされた「Telemiscommunications」です。
イギリス出身の女性シンガーソングライターのImogen Heapをフィーチャーした曲です。
どこか物悲しくて美しいバラード曲です。
Imogen Heapはアカペラシンガーとしても活動しており、deadmau5の最小限の音数の構成で歌唱力が高いのがよくわかる楽曲に仕上がっています。
deadmau5 – SATRN
2019年にリリースされた「SATRN」です。
何かのオープニングを思わせるような壮大なシンセサウンドのインスト曲です。
気分を盛り上げたいときに聞きたい曲ですね。
deadmau5 – COASTED
2019年にリリースされた「COASTED」です。
「SATRN」と同時期にリリースされたインスト曲です。
MVも同じCube(立方体のCG)の映像が使われており、「Cube V3」のイベントでも使われた曲です。
コメント