このページでは、EDM界のベテランDJ Eric Prydz(エリック・プライズ)を大特集!
彼の積み上げた音楽キャリア、世界的大ヒットを記録した代表曲、ライブ映像まで一気にチェック!
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最後までお付き合いいただけると嬉しいです!
Eric Prydz(エリック・プライズ)とは?
Eric Prydz(エリック・プライズ)とは、1976年生まれのスウェーデンのDJ、音楽プロデューサーです。
2000年代前半から人気を高め、15年以上も第一線で活動を続けている、まさにEDM界の重鎮DJといえるでしょう。
彼の場合、Progressive House, Technoというジャンルで分類がされることが一般的ですが、様々な音楽ジャンルを横断した独自の楽曲性で、自らジャンルを作っているようにも感じられます。
このユニークなスタイルで、長年にわたって世界的大ヒットを連発しています。
まずは、彼が積み上げた音楽キャリアを振り返ってきましょう。
トリプルフェイスのアーティスト
彼のアーティストとしての特徴の一つは、3つの名義で異なる音楽を作り続けていることです。
2000年代前半から、Eric Prydzという名前でシングル曲をリリースし、地元のスウェーデンで人気を高めていった彼。
すると、彼はこのEric Prydzとは異なる名前で曲を発表し始めます。
2003年からはCirez D(サイレズ・ディー)、2004年からはPryda(プライダ)という名前でも活動を始め、シングル曲を出していきます。
これからご紹介していく“Eric Prydz”名義の活動がメインであることは、初期のころから変わらずです。
しかし、別のアーティストネームでも世界的ヒットを飛ばせるところが彼のすごいところ!
2015年、Prydaの名前でリリースしたEP’PRYDA 10’は、Beatport(DJ御用達の音楽配信サービス)で大ヒットを記録!(Pryda名義で最大の売り上げだったそうです)
さらに、2019年にもEP’PRYDA 15’をリリースするなど精力的に活動しています。
彼の多彩な音楽性が垣間見えますね!
メガヒット曲!“Call On Me”
2004年9月、彼を世界的アーティストへと押し上げた大ヒット曲が誕生します!
それが“Call On Me”です!
これがヨーロッパの音楽シーンで大ヒット!
地元のスウェーデンは勿論、イギリスやドイツ、フランスなどの総合チャートで1位を獲得!欧州を席巻する活躍を見せます。
PVもかなりセクシーですね…!
この曲をきっかけに、その後“Proper education”(2006)などのヒット曲を連発していくことになるのです!
“Call On Me”の説明は、また後ほど書いていきますね!
Swedish House Mafia結成に関わる?
今や一流DJとしての地位を築いているEric Prydzですが、かつては、Swedish House Mafiaの結成にも関わっていたんだとか…!
Swedish House Mafiaとは、2008年にAxwell、Sebastian Ingrosso、Steve Angelloの3人で結成され、ヒット曲を連発し、ヨーロッパの音楽シーンを席巻した怪物グループです。(2013年に一度解散しましたが、2019年に再結成!活動を再開させました)
Eric Prydzは同郷のメンバー3人ととても仲が良く、一緒にギグを行っていたこともあったそう。
そのため、友人やファンの間ではEric Prydz を加えた4人を ‘Swedish House Mafia’と呼んでいた時期もあったらしいです。
しかし、2008年にSwedish House Mafia’ として正式にグループが発足した際、Eric Prydzはグループに加入しないことを決めます。
本人曰く、「自分はスタジオだと常に仕切りたがってしまい、たとえ友人でもコラボするとなると色々な場面で我慢できなくなってしまうから」と説明。
また、メンバー3人と自分の目指す音楽性の違いも一因だったことも認めています。
親友との音楽活動ではなく、自らの音楽の追求を重視した。
Eric Prydzの自分の音楽に対する想いの強さが感じられるエピソードですね。
ライブ映像を一気にチェック
ここで、彼の楽曲をライブ映像でお楽しみいただきましょう!
いやー、凄まじい熱気ですね!
映像による華やか演出、観客のボルテージ、何よりEric Prydzのダイナミックなパフォーマンスが会場の一体感をより高めています!
EDMはダンスミュージックなので、ライブで音を体感することが一番の味わい方だと思います。
気に入った楽曲が見つかったら、ライブ音源を探してみることをおススメします!
Eric Prydzのおすすめ曲をYouTube動画で集めてみた
それでは、Eric Prydzの代表曲を紹介します!
お気に入りの一曲を見つけていきましょう!
Eric Prydzの魅力にハマっちゃってください…!
Eric Prydz VS Pink Floyd – ‘Proper Education’
この楽曲は、イングランド出身のロックバンドであるピンク・フロイドの”Another Brick in the Wall, PartII”をリミックスした楽曲です。
2007年の1月1日にリリースされました。
大ヒットを記録し、イギリスのシングルチャートで2位を記録。
さらにアメリカのBillboardが発行するDance/Mix Show Airplayでチャート1位を記録し、2008年のグラミー賞にもノミネートされました。
PVはいわゆる「エスケープ」をテーマにしたもので、原曲とのつながりも見せています。
原曲であるAnother Brick in the Wallもアメリカ、イギリスなどの各国の音楽チャートで1位を獲得した名曲です。
“We don’t need no education”(訳: 教育なんて必要ない)の一節が特に有名で、学校教育に対する強烈なメッセージ性で社会全体に衝撃を与えた曲でもありました。
原曲はこちらをチェック!
Eric Prydz – Pjanoo
こちらもEric Prydzのヒット曲の一つです。
2008年8月8日にリリースされました。
母国スウェーデンのシングルチャートで最高6位を記録し、また、イギリスでも高い人気を獲得し、シングルチャートでは最高2位を記録しました。
PVでは、西部劇に登場しそうなカウボーイが主人公ですが、構成がかなりエキセントリックですね…!
大きな話題を呼んだ作品なので、ぜひ見てみてください!
Call On Me- Eric Prydz
先ほどもご紹介したEric Prydzの代表曲ですね!
欧州のEDMファンを最も熱狂させた楽曲の一つでもあります。
筆者もブログを書きながら、“call on me~”のフレーズがまさに脳内リピートされています笑
本当に中毒性が尋常ではありません。
この曲は、イギリスのミュージシャンSteve Winwoodの楽曲”Valerie”(1982)を元に制作されたシングル曲です。
原曲の伸びやかな声で歌われる“Call on me, Valerie”(訳:電話してくれ、Valerie)を最大限に印象付けたリミックスになっていると思います。
Steve Winwoodの”Valerie”も併せてチェックしちゃいましょう!
こちらはスッキリとした聴きやすい曲ですよ!
さらに、Call On Meライブバージョンもチェック!
PVをそのまま再現したようなパフォーマンスですね!
Eric Prydz -Opus
こちらは2015年にリリースされた楽曲で、Eric Prydzきっての名曲です。
ベルギーのチャートで最高3位に入るヒットを見せました。
この曲は多くのリミックス版が作られた曲としても有名で、なんとヘルシンキ交響曲版も存在するとか・・・。
そういえば、世界最大のEDMフェスTomorrowlandでもオーケストラによる演奏がなされ、大きな反響を呼びましたね。
ヘルシンキ交響曲版はこちら
Eric Prydz – Generate
2015年にリリースされた楽曲、最近のEric Prydzの中では要チェックな楽曲です。
ボーカルはイギリスのシンガーソングライター、Tom Cane(Thomas Havelock)とのこと。
近未来的なPVも非常に印象的ですね!
この楽曲も先ほどのOpus同様にたくさんのRimixがなされた曲でもあるので、併せてチェックしてみてくださいね!
まとめ
いかがでしょうか…!
お気に入りの一曲は見つかりましたか?
独自の音楽性と豊富な経験で、EDMファンにヒット曲を届け続けるEric Prydz。
これからも長年のEDMファンを唸らせてくれることはもちろん、はじめてEDMを聴く人にも魅力的な楽曲をリリースしてくれると思います。
今日も最後までありがとうございました!
まだ次回のブログでお会いしましょう!
余談…
「初来日を期待!」(まだ来日したことはありません)
…と言いたいところですが、彼は「大の飛行機嫌い」として有名。
「DJの聖地」とも呼ばれるイビサ島で初めてプレイしたときは、飛行機を使わず電車と船で移動。
結局、2日半かかり遅刻してしまったそう。
飛行機が使えないとなると、日本に来るのはかなりムズカしいかも…笑
ライブで彼の音楽を聴くには、世界各国で開催されているEDMイベントの突撃するのがよさそうです。
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