Fedde Le Grand(フェデ・ル・グランド)とは?
Fedde Le Grand(フェデ・ル・グランド)はハウスミュージックのDJであり、音楽プロデューサーです。
ハウスではダッチ・ハウスあり、プログレッシブありとなんでもござれです。
1977年生まれ、オランダ ユトレヒト出身です。
オランダでEDMに絞った「Flamingo Recordings」というレコード・レーベルを3人で立ち上げたうちの1人です。(他2人は同じくオランダ人でDJのFunkerman とプロデューサーのRef Jansen)
「DJ Mag Top 100DJs」という、これを見れば世界中の人気ランキングが一目瞭然の雑誌で、2007年から連続9年、上位ランク付けされるほどの実力の持ち主です。
実力以外にも人気の秘密が・・・Fedde Le Grand(フェデ・ル・グランド)は超イケメン。
さらにステイタスが・・・彼の叔父はJulian le Grand(ジュリアン・ル・グランド)といい、イギリスのLSE校(ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス)という有名校の教授だそうです。
インテリジェンスが漂うミュージシャンでもあります。そこから彼はハウスシーンの貴公子と呼ばれています。
ツアーなどの移動は自家用ジェット、全くかっこいいですね。
彼の写真を見ると、いつも美女連れです。
それも1人ではなく・・・モテぶり発揮!
ライブでヘッドホンをくわえているシーンがよく見られますが、それもまた女子の胸を熱くさせるそうです。
「ULTRA MUSIC FESTIVAL」、「トゥモローランド」、「センセーション」といった世界最大級のダンスミュージックフェスティバル、アメリカ最大の「コーチュラ」フェスティバルなどに常時参加、プレイ。
また日本で行われている「ULTRA JAPAN」にも2年連続で出演、ヘッドライナーを務めるなど、大々的に活躍中です。
さらにマドンナ、ウィル・アイ・アムのような一流アーティスト達からもラブコールが来て、リミックスを公式に依頼されるほどです。
彼らだけでなく、ハリウッドセレブ達からも熱い視線を送られ、様々なイベントに引っ張りだこです。
日本でも2016年に「FEELCYCLE コラボレッスン」というイベントが行われました。
バイクレッスンのとのコラボとか。
Fedde Le Grand(フェデ・ル・グランド)のおすすめ曲をYouTube動画で集めてみた
Put Your Hands Up For Detroit
Fedde Le Grandの曲といえば、この曲を一番に挙げる人が多いでしょう。
ダンス曲として非常に人気があり、世界各地のダンス曲ヒットチャートで1位に輝きました。
モンスター・ヒットです。
YouTubeでも再生回数が2400万を越しました。
YouTubeといえば、このDetroitが何かということで、謎を呼んでいます。
また内容が刑務所風で、少し不気味ですがどこかコミカルですね。
Bitch I’m Madonna
先ほど、出たMadonnaとのリミックス曲です。
中頃に聞こえるMadonnaの声が、その特徴をよく生かした曲作りです。
Madonnaのファンも満足する1曲だと思います。
Cinematic
Fedde Le Grand(フェデ・ル・グランド)の1大ヒット、アンセムな1曲。
Denny Whiteをフィーチャーしています。
「ULTRA JAPAN2015」でのメインステージでは会場はこの曲の映像がアフタームービーとして流され、会場は大合唱に包まれたそうです。
「ULTRA JAPAN2015」の前に、日本でのフェスを非常に楽しみにしている旨のメッセージを出しています。
それだけ日本にも他の国々と同じようにたくさんのファンがいる、という印でしょう。
Give Me Some
こちらも、フェスティバルでの人気曲です。
なんとも可愛らしい映像ですね。
彼はイタリアのデュオグループ、Merk & Kremont(マークアンドクレモント)とのコラボビデオです。
「Cinematic」と「Give Me Some」はFedde Le Grand(フェデ・ル・グランド)のアルバム「Something Real」に収録されています。
彼はジャンルレスのアルバムを目指して、このアルバムはそのように仕上げたとか。
そこにはエネルギッシュなかつ、新たなサウンドが満載されています。
Don’t Give Up
「Don’t Give Up」もまた「Something Real」のアルバム収録、特に日本国内に向けたボーナストラックに収録されています。
ストーリー性がある映像です。
祖父母に同行したらしい孫娘2人。
でも老人と一緒の彼らは退屈でたまらない、そこで抜け出して・・・最後はきちんと帰ってくるのですけどね。
これにはもう一つミュージックビデオがあります。
こちらはライブ映像です。
「The sound of Ultra」と銘打って、マイアミ、韓国、クロアチアに向けたプロモーションのようです。
臨場感、ファンの熱狂ぶり、Fedde Le Grand(フェデ・ル・グランド)のカッコ良さに視線が釘付け。
Tales of Tomorrow
ベルギーの兄弟EDMデュオグループの、Dimitri Vegas &Like Mikeとのコラボレーション。
ボーカルをイギリス人のJulian Perretta(シンガーソングライター)が務めたナンバー映像はとびっきりの美女が出てきますが、その目的は?
全体的にメロディアスな流れです。そして映像、サウンド共に美しいし、ビルドアップ部分が聴く人の気持ちを惹きつけます。プログレッシブ・ハウスな1曲です。
Where We Belong
オランダで活躍するロックバンドの「DI-RECT」とのコラボレーション。
通常、EDMやハウスではあまり見かけない、バンドスタイルですが、ハウスとロックの融合が新鮮なイメージを作り出したナンバーです。
Sparks(Turn Off Your Mind)
オランダ出の有名なDJ Nicky Romeroとコラボを組んだ曲で。
アメリカのシンガー Matthew Komaをボーカルに迎えた1曲。
エレクトロ音が高音域で鳴り続け、それがループして行く中でMatthew Komaの声が乗っている、その辺がハマりどころです。
No Good
Kelly Charlesが1987年リリースした「You’re No Good For Me」からはボーカル音を、そしてThe Prodigyが1994年出した「 No Good (Start The Dance)」からサンプリング音を使ったリミックス曲です。
Fedde Le GrandとSultan + Ned Shepardの手でEDMの味わいを加えてアレンジされました。
Take Me Home
ドイツ人DJ、Patiric La Funk とコラボレーションした曲。
男性ボーカリストの声は透明に響いていつまでも耳に残って離れないでしょう。
ピアノ音もキレイな響きを出しています。
透明な美しさから始まって、やがてハードに。
ハードとソフトな部分が交互に来る調和が楽しめます。
The Noise
ビート刻みがリズミカルな曲です。
ドロップ部分はヘビーですね。
これがFedde LeGrand(フェデ・ル・グランド)の特徴を作り出しています。
You Got This
メロディーそしてドロップにインパクトがあります、これはビッグルーム系でしょうか?
シンセ音で刻むピッチが高く流れ、キックにはパンチがたっぶり効いています。非常に垢抜けたイメージです。
Rockin’ N Rollin’
まさに「ロックンロール」!タイトル通りです!
ボーカルサウンドにはエフェクトをかけ、色々な音を混ぜています。
その混ぜ具合がロックでファンキーなテイストを出しています。
こういう曲を聴くとFedde Le Grand(フェデ・ル・グランド)って凄いっ!
Robotic
Fedde Le GrandがイチオシするドイツのEDMデュオ、Jewlz & Sparksとコラボした1曲。
時々ミュージックフェスティバルで演奏され、注目を集めている曲です。
無機質なパターンが繰り返されるところに中毒性を感じますが、そこが魅力の一つです。
So Much Love
2011年発表の曲。
ですが今でも人気の曲です。
言ってみればハウスの王道的な曲とも言えます。
70年代のディスコナンバー「The Real Thing」から「Love’s Such A Wonderful Thing」からのサンプリングです。
さて、ここからは有名ミュージシャンのリミックス曲を上げていきましょう。先ほどのMadonna以外にもたくさんあります。
Paradise
Coldplayです。
Love Never Felt So Good
Michael Jacksonです。
You’re Mine
Mariah Carey。
歌姫と呼ばれたマライヤの美しい高音がしっかり生きています。
彼自身のラジオ放送、そして彼の活動
Fedde Le Grand(フェデ・ル・グランド)は自分自身のラジオ番組を持っています。
彼がホストを務める「Dark Light Session」です。
放送日は毎週金曜。
番組では自分が立ち上げたレーベル「Flamingo Recordings」のアーティスト、また彼のおすすめ曲をかけています。
Fedde Le Grand(フェデ・ル・グランド)は自分自身の活動、つまり曲のリリース、リミックス以外にも、大きな役割を果たしています。
新人アーティストの発掘、育成です。
今彼が、これからの人材として取り上げるアーティスト達には、Merk & Kremont(イタリアのEDMデュオでDJ)、Jewelz & Sparks(ドイツのEDMデュオ)、John Dish(コロンビアのDJ)、Rowl & Doors (オランダのEDMデュオ)、dBerrie(アメリカのDJ)、Mike Lucas & Simon Beta(同じくアメリカ出身)が代表格です。
彼らのうち、何人か(あるいは何組か)とコラボしています。
今の知名度がそれほどではなくても、いずれトップに躍り出てくると予想されます。
彼は2014、15、16と「PACHA FESTIVAL TOKYOKO 2016」、「ULTRA JAPAN 2016」等で来日しています。
どのライブも聴衆ノリノリでした。
今後の来日も待たれます。
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