今回は、人気沸騰中のDJ Florian Picassoを大特集!
確かなスキルと音楽への愛が溢れた素敵なDJです…!
実はあの大芸術家と深い関係が…!?
このブログでは、そんな彼の代表曲とライブ映像をまとめてお届けします!
お得に情報ツウになっちゃいましょう!
今回もよろしくお願いします!
Florian Picasso(フローリアン・ピカソ)とは?
Florian Picassoとは、フランスのDJ・音楽プロデューサーです。
今や大物アーティストからも注目されるDJで、これからのEDMシーンを牽引する活躍が期待されています。
しかし、現在の地位を築き上げるには、かなりの苦労もあったんだとか…。
そんな彼の波乱万丈の音楽キャリアを振り返ってみましょう!
ベトナムの孤児院でピカソ一族になる
Florian Picassoは1990年2月21日にベトナムで生まれました。
生後3か月のとき、ベトナムの孤児院で、パブロ・ピカソの孫娘であるMarina Picasso(マリーナ・ピカソ)に養子に迎えられます。
Marina Picassoがベトナムでチャリティ活動をしていたときに、ホーチミン(旧サイゴン)の孤児院で偶然彼を見つけ、養子にしたんだとか…。すごいエピソードですね…!
皆さんご存知のパブロ・ピカソは、『ゲルニカ』で有名な世界的な画家ですね。
つまり、Florian Picassoは、血をつながってはいませんが、ピカソ一族の人間ということになります。(ちなみに、Florian Picassoのロゴの顔のイメージは、パブロ・ピカソが編み出した「キュビズム」という表現方法を用いていますね)
養子に迎えられてからは、Florian Picassoはフランスで育ちます。
しかし、アジア人の顔立ちでピカソの名前を持っている自分自身に疑問を持ったこともあったそうです。
さらに、お母さんと血縁関係がなかったことを理由に、いじめを受けたことも…。
しかし、そのことが反発力となり、彼はDJを目指すようになったんだとか。
Florian Picasso は13歳のときに、音楽への関心を抱くようになりました。
その時、DJが「みんなから尊敬される特別な存在」に映ったことで、憧れるようになったそうです。
本人曰く、「周りと打ち解けるのが大変だったから、現状を変えるにはDJになるしかない」という気持ちだったとのこと。
使命感にも近い強い意志を感じますね。
有名レーベルと次々と契約
DJを目指すようになったFlorian Picassoは、メキメキと頭角を表していきます。
2008年には曲のプロデュースをスタート。
2011年からEDMシーンで活動を本格化させると、すぐにイタリアのBenny BenassiやイギリスのFlux Pavilionなどの著名なDJのリミックスを担当します。
そして、2015~2016年の2年間で、彼は大きな飛躍を遂げます。
オランダの人気DJ Sander van Doornのレーベル「Doorn Records」や、大物DJ Steve Aokiのレーベル「Dim Mak」、アノニマスマスクで有名なNicky Romeroのレーベル「Protocol Recordings」と次々と契約を結んでいったのです!
有名アーティストとのコラボで飛躍
DJとしての才能を開花させたFlorian Picassoですが、そのパフォーマンスには多くのアーティストから注目を集めています。
特にレーベルでも契約を結んだSteve Aokiからは大きな期待を受けています。
すでに一緒に作曲をしたり、イビサ島の有名クラブ「Amnesia」など多くのステージでコラボを果たしていますね。
また、Nicky Romeroとも親密な関係で、彼のレーベル「Protocol Recordings」から多くの楽曲をリリースしています。
当時、Florian Picassoの代表曲だった“Origami”のデモを数々のレーベルに送っていたところ、Nicky Romeroの目に留まり、自身のUltra Music Festivalでプレイしたのがきっかけだったとか。
さらに、世界ナンバーワンDJとの呼び声が高いMartin Garrixとはとっても仲良し!
Martin Garrixの“Make Up Your Mind”という曲は、Florian Picassoとのコラボ曲ですね。
ちなみにプライベートでも仲が良く、Ultra Koreaに出演した時には、一緒に観光に出かけたりしています。
Martin Garrixのプライベートジェットで一緒に移動したりもしてるそうですよ…!
今後も、有名アーティストとのコラボで、驚きのパフォーマンスを見せてくれるでしょう!
Florian Picassoのおすすめ曲をYouTube動画で集めてみた
それでは、Florian Picassoのおススメ曲を一気にご紹介!
お気に入りの一曲を見つけてくださいね!
Florian Picasso – Final Call
2016年にリリースされた楽曲です。
メッセージ性の強い楽曲で、歌詞にも注目したい一曲です。
PVでも、ベトナムに大量に埋められた地雷をめぐる悲劇を取り上げています。
これまでにも、Florian Picassoは生まれ故郷であるベトナムをテーマにして作曲したことがありました。
本人もインタビューで、「フランスで長く暮らすほど、自分のルーツであるベトナムを忘れてはいけない」と考えるようになったんだとか。ベトナムに赴いて、自分の生まれ故郷を実際に見たこともあったそうです。
“Hanoi”(ハノイ)や“Danang”(ダナン), “Saigon”(サイゴン)などのベトナムの都市をタイトルに冠した曲をリリースしているので、こちらも併せてチェックしてみてください!
どれも素晴らしい曲ですよ…!
“Hanoi”(ハノイ)はこちらから
“Danang”(ダナン)はこちらから
“Saigon”(サイゴン)はこちらから(サイゴンは彼の生まれ故郷ですね)
Florian Picasso – Origami
Florian Picassoの代表曲の一つです。
先ほどご紹介したNicky Romeroのレーベル「Protocol Recordings」からリリースされています。
タイトルの「Origami」、もちろん日本語の「折り紙」ですね。
製作にはかなり苦労した曲のようで、完成させるために何度も試行錯誤を重ねるさまが折り紙を折る作業に似ていると感じて、「Origami」というタイトルを付けたそうです。
Florian Picassoは日本の在住経験があるので、折り紙の文化に親しんでいたのかもしれません。
苦労の末に生まれた個性的なサウンドを体感してください!
Florian Picasso – Kirigami
2016年リリースの楽曲です。
「Origami」と同じ、日本語のタイトルですね!
聴きやすいメロディアスなダンスナンバーに仕上がっています。
PVは近未来的なSFの世界観を、ピカソの手法「キュビスム」で表現しています。
Florian Picasso – The Shape (Steve Aoki Edit)
2015年にリリースされた楽曲です。
盟友のSteve Aokiによるエディットが入った一曲ですね。
2010年のSF映画『インセプション』からインスパイアされて作曲したそうで、出演しているレオナルド・ディカプリオの緊張感・恐怖感を表しているとのこと。
しかし、発表することなく4年間が経つとドロップも時代のトレンドとは離れてしまったので、Steve Aokiにエディットをお願いしてこの曲が誕生しました。
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