ハジ→とは?
ハジ→は、1981年1月9日生まれの宮城県仙台市出身のレゲエ/ラップのシンガーソングライターです。
前向きで勇気がもらえる歌詞と曲調が特徴的です。
キャリアのスタート
2005年より地元の仙台を中心に「HAZZIE」名義でRYOと二人で「HAZZIE & RYO」としてライブ活動をしていましたが、RYOの引退に伴い、ソロで活動をスタートしました。
ソロになっても精力的にライブを中心に活動を行い知名度を上げていきます。
その頃の仙台でのストリートライブの貴重な映像がこちらです。
ハジ→ / 6年前の『sumire。』仙台ストリートLIVE
その後、2010年1月に「ハジ→」へと改名しました。
ライブ活動と同時にYouTubeで自身の楽曲「おまえに。」をアップロードしてブログやTwiterなどで紹介したところ話題となり、正式リリースが決定しました。
「おまえに。」が収録されたインディーズのデビューとなるミニアルバム「ハジバム。」を店舗限定で発売したところ、仙台を中心に売り切れが続発しました。
その後、全国で発売され、5万枚以上を売り上げる人気となりました。
そして、2013年にリリースしたシングル「Only One。」で念願のメジャーデビューを果たしました。
このシングルはオリコンチャートで37位を記録するヒットとなりました。
ちなみにハジ→のアルバムや曲名には最後に必ず句点「。」が付きます。
AFCアジアカップで話題に
2011年のAFCアジアカップの開催中に、当時の日本代表のゴールキーパーの西川周作選手がよく聴いていると発言しました。
この大会は2011年1月7日から1月29日かけてカタールで開催された第15回目の大会で、日本は長谷部誠選手を中心に本田圭佑選手や岡崎慎司選手、長友佑都選手、吉田麻也選手、川島永嗣選手などタレント揃いの人気選手の布陣で、快進撃を続けて優勝した大会でした。
西川選手は第2戦のシリア戦でゴールキーパーの川島選手が退場処分を受けたために途中出場して勝利に貢献したことから、この発言を日本中のサッカーファンが聞くこととなり話題となりました。
プロ野球選手の登場曲にも採用
近年、プロ野球選手は登場曲に自分の好きな曲を流すことが多くなってきましたが、特にハジ→の2011年にリリースされたインディーズの1stシングル「春色。/証。」に収録されている「人生は素晴らしい物語。(Dear Japan Remix)」が人気があります。
2014年から千葉ロッテマリーンズの清田育宏選手が使用したのを皮切りに、元東北楽天ゴールデンイーグルスの福田将儀選手など多くの選手が使用しています。
ハジ→ 『人生は素晴らしい物語。(Dear Japan Remix) 』
また、2012年にリリースされたインディーズの2ndシングル「ずっと。」に収録されている「瞬く間。」は2013年に読売ジャイアンツの亀井義行選手が使用していましたが、2014年からは2011年にリリースされたインディーズの1stシングル「春色。/証。」の「春色。」を使用しています。
ハジ→『春色。』
ハジ→のおすすめ曲をYouTube動画で集めてみた
YouTubeで見ることができるハジ→の人気曲をご紹介していきます。
ハジ→『指輪と合鍵。feat. Ai from RSP』
2011年にリリースしたインディーズのデビューとなるミニアルバム「ハジバム。」に収録された「指輪と合鍵。」です。
女性ボーカルユニットのRSP(アールエスピー)のAiをフィーチャーした曲です。
遠距離恋愛をテーマにした曲です。
京都出身のAiの関西弁(厳密には京都弁)と標準語のハジ→の歌詞が遠距離恋愛をよく表現しています。
ちなみに、レコチョクの「遠距離恋愛にぴったりな曲ランキング」で1位を獲得しました。
ハジ→ – for YOU。
2013年にリリースされたシングル「for YOU。」です。
メジャーでの二枚目のシングルのラブソングで、オリコンチャートで14位を記録したヒット曲です。
2015年秋に一般女性と入籍したのですが、念願のメジャーデビューを果たして最初のシングル「Only One。」がヒットしたことから結婚を決意して、自身のプロポーズの曲として作ったのではないかと思わせる歌詞になっています。
ハジ→ 『証。』
2011年にリリースされた「証。」です。
インディーズの1stシングル「春色。/証。」に収録された曲ですが、インディーズでもこの完成度は凄いですね。
歌詞のテーマは思いやる気持ちを表していると思いますが、ここで言っている「きみ」とはハジ→自身のことなのではないでしょうか。
ちなみに、インディーズでありながら、TBS系のテレビ番組「有田とマツコと男と女」のタイアップで、2011年4・5月度のエンディングテーマとして使用されました。
ハジ→ – 君と。
2015年にリリースされた「君と。」です。
メジャーでの6枚目のシングルで、オリコンチャートで36位を記録したヒット曲です。
「for YOU。」と同じく、熱烈なラブソングにしてプロポーズの曲です。
ハジ→『おまえに。』
2011年にリリースされた「おまえに。」です。
インディーズの1stミニアルバム「ハジバム。」に収録された曲で、ブレイクするきっかけとなった曲でもあります。
ストレートに感謝を伝える分かりやすい表現と歌唱力で、グングンと歌詞の世界に引き込まれます。
ちなみに、この曲も日本テレビ系の番組「夜遊び三姉妹」と「ゲーマーズTV 音龍門」で使用されました。
また、2011年度レコチョク・クラブフルサイトの年間ダウンロードランキングで1位を獲得しました。
ハジ→『あなた。』
2012年にリリースされた「あなた。」です。
ここで言う「あなた」とはハジ→の母親のことで、これまでの感謝を込めて作られた曲です。
MVの映像でも、母親やハジ→の子供時代の写真が使われています。
また、ステージで歌うシーンでは客席に母親一人が座っていて、ハジ→が母親に感謝の気持ちを歌詞と共に心から伝えていますね。
二人とも感極まって涙を流しているシーンに見ている側も感動します。
なお、先行配信リリース後にインディーズの3rdミニアルバム「ハジバム3。」に収録されました。
また、iTunes総合チャートでは3位、レコチョクの総合チャートではウィークリー2位を獲得するヒットとなりました。
ハジ→ – 絆。
2016年にリリースされた「絆。」です。
メジャーでの7枚目のシングルで、オリコンチャートで35位を記録したヒット曲です。
友との友情をストレートに綴った歌詞がいいですね。
2011年3月11日の東日本大震災を経験したからこそ、いつでもどんな時でも絆を大事にしたいと言う気持ちがよく伝わってくる歌詞だと感じました。
ハジ→ – 「カタオモイ。」
2018年にリリースされた「カタオモイ。」 です。
メジャーでの11枚目のシングルで、オリコンチャートで64位を記録した曲です。
ハジ→の作る詞は回りくどい表現は一切使わずに誰でも分かりやすいストレートな表現が多く、それが若いファン層にも受け入れられていると考えられますね。
ハジ→ – Only One。
2013年にリリースされた「Only One。」です。
メジャーでのデビューを飾ったシングルで、オリコンチャートで37位を記録したヒット曲です。
iTunes総合チャートでも5位、レコチョクでもヒットを記録し、数々のテレビ番組とタイアップした曲でもあります。
メジャーデビューしたからといって特に変わらず、いつものハジ→のストレートな表現の歌詞です。
「君」とはハジ→自身のことであるのは明らかですね。
自分自身に対する応援ソングのように感じられます。
ハジ→ – 記念日。 ft. miwa
2015年にリリースされた「記念日。」です。
初のベストアルバム「ハジベスト。」に唯一新曲で収録された曲で、大人気の女性シンガーソングライターのmiwaをフィーチャーした曲です。
とある若い夫婦の様々な記念日をテーマにした歌ですが、途中の夫から妻への感謝の手紙を読むシーンは奥さんにとってはドッキリ的な撮影みたいだったようですね。
miwa 夜空。feat.ハジ→
2015年にリリースされた「夜空。」です。
この曲は、miwaの楽曲にハジ→をフィーチャーしたラブソングです。
miwaにとっては、他のミュージシャンをフィーチャーした初の楽曲です。
ただ、タイトルに句点「。」が付いていることから、楽曲の制作にはハジ→の影響が強そうですね。
ハジ→ – ラブレター。feat. 井上苑子
2017年にリリースされた「ラブレター。」です。
神戸出身の女性シンガーソングライターの井上苑子(いのうえ そのこ)をフィーチャーした曲です。
クリスマスにまだ見ぬ恋人のことを歌ったラブソングです。
1997年生まれと若いミュージシャンの井上苑子ですが、小学校卒業式当日に大阪の心斎橋のライブハウスで「卒業式ワンマンライブ」を実施してチケットが3日で完売するほどの人気と実力を兼ね備えています。
何と彼女はSlayerの名曲「Angel Of Death」をカバーしているとか。是非聴いてみたいですね。
ハジ→ – Dreamland。feat. RED RICE (from 湘南乃風), CICO (from BENNIE K)
2016年にリリースされた「Dreamland」です。
湘南乃風のRED RICEとBENNIE KのCICOをフィーチャーした曲です。
元々はコカ・コーラのキャンペーンソングで、BENNIE Kが2005年に書き下ろした曲です。
BENNIE K DREAMLAND
それをハジ→がリメイクしてメジャーでの8枚目のシングルとして発表しました。
原曲も軽快な曲でしたが、それにレゲエ/ヒップホップとハウスミュージック的なアプローチを加えてさらにブラッシュアップしたパーティソンングになっています。
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