HAN-KUN(ハンクン)とは?
神奈川県鎌倉市出身のシンガーソングライターです。
ジャンルはJ-POP、レゲエです。
かつ「湘南乃風」というレゲエグループのメンバーもやっています。
1979年生まれ。現在40歳。本名、半澤 卓朗(はんざわ たくろう)
高校時代に、ふと耳にした音楽をきいてレゲエに目覚めたそうです。
その曲はブジュ・バントンの「UNTOLD STORIES」。
1998年にサウンドシステム(野外ダンスパーティーやライブで使用される移動式音響システムだが、ジャマイカ音楽やレゲエなどではこれを提供する側のことを、こう呼んでいる)があり、出演し、それが彼の初ステージとなったわけです。
また、ほぼ同時期、ダブプレートミックステープという新人を集めた企画に参加し、RED RICEに、ついでINFINITY16のSHOCK EYEと若旦那、そしてGOKI(GOKIGEN SOUND)と出会ったことで、「湘南乃風」を結成し、インディーズレベル134LABELを設立しました。
「湘南乃風」のことは共同作業者、と呼んでいます。
「湘南乃風」はメジャーデビューしましたが、ソロでも数多くのコンビレーションアルバムに入っています。2008年には正式なソロデビューをします。
その時のアルバムは「VOICE MAGICIAN」2010年には、自ら新レーベル「MAGIC MOMENT RECORDS」を立ち上げ、音楽だけでなく、洋服、自らのライフスタイルも提供しています。
彼自身はサッカー大好き人間で、グループ名と同じ「湘南」が入った「湘南ベルマーレ」の大ファンです。
そして「ハンパねぇ!」が口癖とか。
性格的には普段は、物静かな感じなのですが、サッカーの話になると一気に喋り、いつ止まるだろう?という感じになります。
本人曰く、「何日でも喋り続けることができる」そうです。
そのせいでしょうか?「湘南乃風」とHAN-KUNは2012年、サッカーキリンチャレンジカップで国歌(君が代)斉唱しています。
その時賛否両論ありました。
HAN-KUN(ハンクン)という名前は、彼の子供の頃からのあだ名だったと、本人は言います。
半澤君 → 半くん → ハンクン(HAN-KUN)という経緯を辿ったとか。
HAN-KUNのトレードマークといえばターバンですが、噂は色々あります。噂、第1説、彼はハゲている?でも実際はハゲてはいません。かなりのフサフサです。
ではなぜターバンなのかというと?かつてレゲエ修行のためジャマイカで勉強中の頃、向こうの方に、「トレードマークは必要だね」というアドバイスを受けました。
そこでHAN-KUNが考え出したことは、彼がボブ・マーリーのファンだったため、彼のターバン姿に習った、というのが理由でした。
もう今ではターバンなしのHAN-KUNは想像できません。
先出のキリンカップでの国歌斉唱の際もターバンは取りませんでした。
それがまた物議を醸し出しました。
国歌斉唱で被り物は取るべきか?
また被り物自体が本人の一部分になっている場合はどうするか?
これが問題です。
また、HAN-KUNはあまり自分の私生活を出していません。唯一公開していることは、結婚して子供が3人、ということぐらいです。それだけ家族を大切にしているのでしょう。
ただ、彼と奥さんの馴れ初めは、HAN-KUNの曲、「ハイな気分」にヒントがあるとか、言われています。
HAN-KUN(ハンクン)のおすすめをYouTube動画で集めてみた
もろびとこぞりて
CMソングですが。
北海道を中心に展開するコンビニ、セイコーマートの2019年、クリスマス向きのCM。
賛美歌、「もろびとこぞりて」(Joy to the World! The Lord is come)
本人は、自分らしさを出した上で、クリスマスのイメージを損なわないように、そこを意識して歌った、そして聞いている皆さんにも冬、クリスマスのイメージを感じてもらえれば嬉しいという旨話していました。
Sunshine Love
旅行会社H.I.S. 企画のハワイ旅行キャンペーンソング。
ハワイですので夏の歌です。
2019年8月12日に配信始まった曲です。
聞いただけでハワイに行きたくなりそうな曲です。
このビデオには、AbemaTVのショー「オオカミちゃんには騙されない」に出演しているモデルのミチを起用し撮影しています。
夏らしいシーン、浴衣そして花火などそして夏のデート風景を盛り込んでいます。
撮影は茅ヶ崎のようでした。
HAN-KUN本人は特にレゲエと意識して作曲したわけではなく、トレンド系サウンドを意識した、と語っています。
またトレンド風サウンドで、今までHAN-KUNの音楽を聞いたことのない人にも、聞いてもらえるようにしたいし、聞いてくれた人にはモデルのミチに対しても、音楽同様好きになってもらいたいと思って作った、と語っています。
MELODY OF LOVE
ベースはバリバリのレゲエ、その上に乗せられたメロディ。
ラブソングです。
「愛のメロディー」です。
希望の空
STEADY MUSIC WATARUプロデュース曲。
サックスの軽やかな響きがきれいです。
ベースのレゲエ感とのハーモニーが良くあっている。
全体的に爽快感がありながら、力強い1強です。
ずっと
NTTdocomoが2013年、放映していたCMソング。
SPICY CHOCOLATEそして、HAN-KUN、そしてTEEのコラボ曲。
バラード調です。様々な配信チャートで上位に入っていました。
友達
友情を歌い上げた、心にしみる曲です。
Don’t Give Up Yourself
「湘南乃風」、ソロHAN-KUN
気分が落ち込んだ時に聞くと元気が出そうな1曲です。
実際、「気分が上がる」、「仕事前に聞くと気合いが入る」、「悲しい時に助けられた」等のコメントが多かったです。
With me
世界中の人に愛を!的なメッセージ系の曲です。
I Say
夢を諦めないで・・・と語りかけてくるような歌。
若者には、よしやろう!という勇気をくれる。
またすでに大人になってしまった人たちにはやっぱり夢を諦めないで、もう少し頑張ろう、という気分にさせてくれる曲です。
そこを優しく歌い上げているところがいい曲です。
SUN DANCER
まさに、夏といえば、この一語に尽きる、そんな曲です。
#IROIRO
YouTube アルバム編
2019年5月KAN-KUN初のカバーアルバム「Musical Ambassador」が発売されました。
「上を向いて歩こう」、「空も飛べるはず」、「Tomorrow never knows」、「海の声」、「ひまわりの約束」など誰でも耳にしたことがある邦人作品の、いわゆる名曲と言われたものばかりのカバーです。
なお、発売では初回限定版が出ていました。初回限定版ではCDと映像DVDのセットでした。
その映像には、「HAB-KUN 10 th Anniversary Show Case 『SPA DUPA FLY』」で、2018年の渋谷WOMBのライブ映像でした。
もちろんCDのみの通常盤もあります。
その中から何曲かをご紹介します。
といっても、フルコーラスでYouTubeに乗っているわけではありませんが。
まずは収録曲について、総まとめ的映像。
これだけ見ても、彼の実力がにじみ出ています。
あなたに
ひまわりの約束
湘南My Love
木蘭の涙
スターダストレビューの名曲です。
スターダストレビューの元歌、素晴らしく良かったですが、こちらのカバー版も負けず劣らず、感動します。
上を向いて歩こう
言わずと知れた、坂本九の名曲。
元歌と曲作りのテイストこそ違いますが、坂本九の曲を聞いた場合と同じような、はんなりとした気分になれます。不思議なものです。世代を超えた感動とでも申しましょうか。
空も飛べるはず
KAN-KUNの魅力
普段、あまりレゲエに慣れていない人たちにとって、レゲエというと漠然と、中南米の音楽、ジャマイカかな、というイメージ、または単調なベース、裏打ちのリズム、ゆったりとした曲調、スチール製の打楽器、そんな意識しか持っていないかもしれません。
でもそんな生半可な思いをKAN-KUNの曲は払拭してくれます。
彼の場合はレゲエといっても、優しさを感じさせます。
そして日本のテイストがたっぷり入っています。
出身、また所属グループ名にもなっている、「湘南」。
これが何より印象的です。
湘南という地域は日本では、気候が温暖→暑い(かも?)のためマリンスポーツを始め、モータースポーツもそのイメージの範疇にあります。そこで彼は育ったのです。
だからこそ、KAN-KUNの歌には「湘南愛」に溢れているのです。そして湘南の良さを余すことなく、表現しています。
私たちは、彼の歌を聴き、湘南のような暖かさを、彼の地域にまた歌にひいては人間に対する愛情を感じて、彼の歌に聞き入るのです。
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