Headhunterz(ヘッドハンターズ)とは?
この記事では、DJ・プロデューサー・声優とマルチに活躍しているHeadhunterz(ヘッドハンターズ)についてご紹介します!
彼が音楽の道を選んだ理由、道のり、そして活躍ぶりをまとめていきます!
プロフィール
Headhunterz(ヘッドハンターズ)は、DJ・プロデューサー、さらには声優としても活躍している、多才な男性アーティストです。
そんなヘッドハンターズは、オランダ・ヴィーネンダール出身で、1985年9月12日生まれで現在34歳です(※2019年時点)。
音楽の道へのきっかけ
幼い頃はサッカー少年でしたが、小学生の頃、いじめに遭っていたというヘッドハンターズ。
9歳の頃にはサッカーはしておらず、幼少期から音楽に興味を持っていたこともあり、何か気分転換にと地元の聖歌隊・キッズクワイアに入りました。
合唱団でクリスマスアルバムをレコーディングした際に、初めてスタジオに入ったヘッドハンターズは、音楽の制作過程に興味を持つようになります。
10歳の頃から声優として映画などに出演するようになり、その活動は現在も続いています。
音楽活動
12歳の誕生日に、DJミキサーを貰ったというヘッドハンターズは、本格的にDJを目指すことを決意します。
知人からお金を借りてターンテーブルを購入し、自室にこもり音楽に没頭する日々は17歳頃まで続きました。
地元・オランダで開催される有名な音楽フェス「Qlimax」に友人が行けなくなったといい、チケットを譲り受け参加したのが2003年、彼が18歳の頃でした。
当時衣料品店で働いていたヘッドハンターズは、この時ハードスタイルに衝撃を受け、「自分もこのような音楽を作りたい」と思い、機材やターンテーブルを購入し練習、DJとしてのスキルを磨きます。
親友のBobby van Putten(ボビー・ファン・プッテン)とデュオプロジェクトNasty D-Tunersを結成し、レーベル会社にデモを送り始めます。
2004年にはついに、Nasty D-TunersはDefqon.1 DJコンテストに参加して優勝します!
2007年には「Defqon.1 Festival」にて初めて多くの観客を前にプレイしました。
そのステージは今もなお彼にとって思い出深いものだそうです。
以降もハードスタイルを主にしたメジャーフェスティバルに数々と出演します。
レーベル主催も!
DJとしてキャリアを積んでいくヘッドハンターズは、オランダの大手レコード会社でハードスタイルに特化している「Scantraxx Recordz」のサブレーベルとして「Scantraxx Reloaded」を主宰。
「Scantraxx Recordz」内で最も有名なサブレーベルとなりました。
ヘッドハンターズの楽曲を始め、数々のアーティスト達の楽曲リリースを行います。
2013年にはヘッドハンターズの自社レーベル「HARD with STYLE」を設立し、ハードスタイルの促進や新しい人材の発掘、育成にも力を入れているそうです。
同年、北米のエレクトロニック・ダンス・ミュージックレーベル「Ultra Music」との契約も結びます。
「自分が何者なのか、何を探しているのかもわかっていなかった」、「けれど、他に何があるのか?」と2015年に自社レーベル「HARD with STYLE」から去ることとなりましたが、様々なサウンドにチャレンジしたのちに、2017年に「HARD with STYLE」に戻ることとなりました。
来日回数も多いヘッドハンターズ。
彼のこれまでの人気曲やおすすめ曲をまとめてみました。
Headhunterzのおすすめ曲をYouTube動画で集めてみた
「Home」
今にも何か始まりそうな出だしです。
期待を裏切ることなく、リスナーを煽るような力強いサウンドに切り替わり、繊細さも感じさせつつリスナーのテンションは下がることなく聴くことができます。
テンション高め、かつドラマチックさのある1曲です。
「Destiny」
ドラマチックなサウンドが響き、一気に楽曲の世界観に引き込まれます。
力強いサウンドと繊細なサウンドが融合した1曲となっています。
楽曲だけでまるで映画を観ているかのような感覚になります。
MVも印象的なので、セットで楽しめる楽曲です。
「Dragonborn」
パワフルで印象的なサウンドが刻まれ、ドラマチックなサウンドが曲に深みをあたえています。
Headhunterz & Sub Zero Project「Our Church」
Headhunterz(ヘッドハンターズ)とSub Zero Projectとのコラボレーション楽曲。
ヘッドハンターズと同じくオランダ出身の彼らは、Thomas Velderman(トーマスベルダーマン)とNigel Coppen(ナイジェルコッペン)の2人で結成された、DJ兼プロデューサー・デュオ。
同じくハードスタイルを得意としています。
Thomas Velderman(トーマスベルダーマン)は1996年4月19日生まれで現在23歳(※2019年時点)、Nigel Coppen(ナイジェルコッペン)は1997年3月9日生まれで現在22歳(※2019年時点)という若さ。
日本の元号でいうと平成生まれになります。
2人はYouTubeを通じて意気投合し、ヘッドハンターズが主催するレーベルを持つレコード会社から楽曲をリリースしています。
そんな才能ある若き2人とヘッドハンターズがタッグを組んだこの楽曲は、勢いとパワフルさが溢れた1曲となっています。
刻まれるビートや躍動感のあるサウンドは彼らを象徴するかのようです。
Sub Zero Project・SNS
「Oxygen」
細かく刻まれるリズムに、ドラマチックなサウンドが印象的です。
ヘッドハンターズらしく、中盤以降力強ささもあり、ドラマチックさとパワフルさ、どちらも堪能できる楽曲です。
Headhunterz & Crystal Lake「Live Your Life」
こちらは、イスラエル出身のデュオ・Crystal Lake(クリスタル・レイク)とのコラボレーション楽曲です。
出だしから、「これは盛り上がりそう」と直感しました。
爽やかさもありつつ、突き上げるような感覚さえ覚える、ガッツリと盛り上がる曲です。
Crystal Lake(クリスタル・レイク)SNS
「Orange Heat(feat. Sian Evans)」
シンガーソングライターのSian Evans(サイアン・エヴァンス)とのコラボレーション楽曲です。
Sian Evans(サイアン・エヴァンス)は歌手である母と作曲家である祖父を持ち、幼少期から音楽に触れて育ちました。
幼い頃からヒップホップを好み、10代の頃から音楽活動を行っていた彼女は、1991年に男の子を出産しています。
子育てをしながらも彼女の音楽への思いは冷めることなく、2019年、現在48歳(※2019年時点)となってもなお精力的に活動しています。
幼い頃から音楽に親しみ、母となったSian Evans(サイアン・エヴァンス)の真の強さと包容力のあるドラマチックな歌声に、ボーカルの魅力を最大限に引き出すように、躍動感溢れるサウンドが重なる楽曲です。
Headhunterz & KSHMR「Dharma」
カリフォルニア州バークレー出身で、2014年からDJ、プロデューサーとして活躍しているKSHMR(カシミア)とのコラボレーション楽曲です。
KSHMR(カシミア)は父がインド出身であることから、インドカルチャーからも影響を受けているそうです。
パワフルなサウンドに、凛としたボーカルが楽曲に彩りを加えているような印象を受けます(MVの影響でしょうか…)。
実際にMVは、自然豊かな森とライブ映像が交互に映し出され、中盤以降はインパクト抜群な衣装とメイクの女性が登場します。
楽曲と映像、ともに楽しめる楽曲となっています。
KSHMR(カシミア)SNS
まとめ
子ども時代にいじめに遭い、つらさを紛らわそうと飛び込んだ世界で、音楽と出会いました。
その後音楽に没頭する日々を過ごしたのちに、友人の譲り受けたチケットがきっかけでハードスタイルとの更なる出会いを果たし、努力の末、瞬く間に人気DJとなったヘッドハンターズ。
さらに、日本への来日回数も多いヘッドハンターズの好きな日本食はお寿司だそうです。
初来日の際「もう食べなくていい」というほど食べたものの、やはりお寿司は魅力的なのか、その後も好んで食べるそうです。
SNSでは「泣くことは弱いからじゃない。心があるという意味だ」と発言。
様々な経験を乗り越えた彼の言葉には説得力があり、また彼の人柄が垣間見える言葉でもあります。
力強くパワフル、なおかつ繊細な一面を感じさせるサウンドが特徴のヘッドハンターズ。
来日回数も多く、世界的に活動する彼の更なる活躍に期待しています。
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