Lucas & Steve(ルーカス&スティーブ)とは? おすすめ曲をYouTube動画で集めてみた。

Lucas & Steve(ルーカス&スティーブ)とは?

最近日本でも人気が高まりつつある、Lucas & Steve(ルーカス&スティーブ)を紹介します。

 

2人組のダッチハウス音楽のDJプロデューサーです。2人共、オランダ南部のマーストリヒト出身です。

 

彼らのジャンルはポップ要素を取り入れたハウス系ミュージックです。

 

ハウス系のフーチャーハウス、ディープハウスのどちらもです。それに加え、ピアノを取り入れたメロディーが聴く人を印象付けます。

 

それもそのはず、Lucas母親はプロのピアニストなのですから。

 

彼自身もクラシック音楽を耳にする機会が非常に多かったようです。

 

ところで、ハウスミュージックとは、もともと1970年代後半にアメリカ合衆国のシカゴで誕生した1ジャンルです。

 

その起源は70年代はやったディスコ、ソウル(特にフィラディルフィアソウル)にあります。ハウスの語源はシカゴのディスコ「ウェアハウス」から来ていると言われています。

 

その時代のハウスのファンはゲイが多く、その音楽は今でLGBTと言われていることに対する、差別解消をテーマにする音楽でした。

 

やがてハウスの場はアメリカからイギリスやヨーロッパに移り、元来の意味のあった差別解消のテーマは変わっていき、様々な音楽とのリミックス技術の1手法となり、世界中に伝播しています。

 

フューチャーハウスはEDMとフューチャーの要素が混ざりあった曲風です。

 

特徴はベースラインにあり、サウンドとしては新しい部類に属しています。

 

ディープハウスはむしろ、正当系ハウスの総称的に使われています。

 

語源としては曖昧で、イベントなどのキャッチフレーズとして使われているようです。

 

今ではディスコ「ウェアハウス」は「ミュージック・ボックス」と改名されています。

 

Lucasの方が2歳年上ですが、2人は同じ小学校の出身でした。

 

オランダ国内外で独自にソロ活動をしていた時、出身小学校が同じと知って、さらに気が会うことが分かり、2人組結成となった次第です。

 

Lucas de WertとSteve Jansen、2人はファーストネームLucasとSteveをとって命名しました。

 

2010年に結成し、ラウンジカフェなどで一緒にプレイ、次々と挑戦を重ね、DJのスキルを磨いていきました。

 

そしてリミックスを主に展開するオランダのレーベルHousepital Group系列のHousepital Records、同じくオランダのインディペンデンス系Be Yourself , Armin van Buurenなど、さらにイタリアのレーベルHotfingers recordsといった色々な、レーベルから曲を出してきました。

 

この頃には、様々な曲をリミックスし、曲がヒットするに従い、注目されるようになりました。

 

また彼らは、前出の母親の影響を受けたクラシック以外でも、ジャズ、ポップ、テクノなどなんでも幅広く聞きまくり、インスピレーションを得て、自分たちの音楽に取り入れています。

 

そのほかにも、映画、アート鑑賞に時間を費やし、美しいものを見た後のリラックス感なども、自分の音楽に生かしています。

 

2014年12月にRuffneckの”Everybody Be Somebody”のリミックスのリリース後、オランダのレコードレーベルSpinnin’ Recordからオファーそして契約、同社のサブレーベルであるSpinnin’ Deepからシングルを数多く出しました。

 

そのRuffneckの”Everybody Be Somebody”のリミックス曲はBeaportでトップ10に入り、トップ10入りが5ヶ月も続いたことからも、彼らの人気ぶりもわかると言うものです。

 

2015年にはBearportで「Top 3 House producers」に数えられました。

 

Lucas & Steve(ルーカス&スティーブ)のおすすめ曲をYouTube動画で集めてみた

 

All Right

Red Carpet – Alright (Lucas And Steve, Nothing But Funk Remix)

Red Carpetの”All Right”のリミックス曲。

 

Nothing But Funkとのコラボです。

 

Lucas & Steve(ルーカス&スティーブ)の名前を轟かせたリミックス曲です。

 

Beatportでもハウス部門Top100中3週連続第1位となりました。

 

でも聞いた時、「シャカシャカ音」がどこまで続くか心配してしまいました。

 

Everybody Be Somebody

Ruffneck Ft. Yavahn – Everybody Be Somebody (Lucas & Steve Remix)

このサウンドは多くのトップDJたちに大きく影響を与えました。

 

そしてこの曲をすっかり気に入った彼らにもリミックスされて、プレイされる機会が数多くあります。

 

リミックスを手がけた彼らは、彼らでまた人気を集めています。

 

Blinded

Lucas & Steve Featuring Bethany – Blinded (Original Mix)

2014年Spininn’ Recordsからリリースされた曲です。

 

Oliver Heldens, Fedde le Grand, Tiestたちからの絶賛を集めました。

 

途中から刻まれる、ベース部分ではエレピ系ピアノサウンドが効いています。

 

Love Is My Game

Love Is My Game (Extended Mix) – Dr. Kucho!, Gregor Salto, Lucas & Steve

“Love Is My Game”はDr.KchoとGregor Sato作曲ですが、このリメイク版をLucas & Steveを作成。

 

そしてリリースされるとあらゆる部門でTop10入りを果たした曲です。

 

Eagle Eyes

Felix Jaehn feat. Lost Frequencies & Linying – Eagle Eyes (Lucas & Steve Remix) Full Song!

全体に流れるクール感そして、ドロップ部分がメロディックのせいなのでしょう。

 

天国の曲、と言っても言い過ぎではないかもしれません。

 

途中に出てくるマリンバ系の音にはっとさせられます。

 

でもサンプリング音が可愛らしいイメージです。

 

You And I Know

Lucas & Steve vs Matt & Kendo – You And I Know (Official Music Video)

この曲もピアノがキレイにベースラインを決めています。

 

Lucas & Steveをトップの座に押し上げる決め手となった曲の1つです。

 

ファンも彼らの未来を予想するようにゾクゾクしている様子です。

 

Let’s Go

Lucas & Steve x Mike Williams x Curbi – Let's Go (Official Music Video)

オランダのDJ Mike WilliamsとイギリスのDJ Curbiとのコラボ作品です。

 

豪華な顔ぶれが話題を誘います。

 

3組ものメンバーが参加しているため、フューチャーバウンス度満載の1曲です。

 

Up Till Down

Lucas & Steve x Mike Williams x Curbi – Let's Go (Official Music Video)

オランダのミュージシャン、Barthezzの今やクラシックと言われるほどのダンス曲 “on the Move”のメロディを使用しています。

 

パーティーシーンで活躍しそうな曲です。

 

もしかしたらサマーパーティーによく合うかもしれません。

 

この曲にはもう一つビデオがあります。こちらの方がナイトクラブのダンスフロア向きかもしれません。

 

観客ノリノリのライブシーンもはめ込まれていて、より臨場感があります。

Lucas & Steve – Up Till Dawn (On The Move) (Club Mix) [Official Music Video]

 

Summer On You

Sam Feldt x Lucas & Steve feat. Wulf – Summer On You (Official Music Video)

Sam Feldとのコラボ作品でヴォーカルがWulfです。

 

特にSam Feldはアムステルダム住まいで、Lucas & Steveとは近いところに住んでおり、お互いをよく知る間柄。

 

そんな中でお互いコラボしよう、と相談する中Sam FeldがWulfボーカル話を持ち出したところで、曲の制作が即座に決まった次第です。

 

曲全体はトロピカルなディープ・ハウスでしょうか。

 

ストリング系としてギターが心地よいメロディーを刻んでくれます。

 

この曲にも、クラブ版があるので、こちらも紹介しておきます。

 

この演奏の方が骨太に聞こえるかもしれません。ライブ映像込みです。

Sam Feldt X Lucas & Steve feat Wulf – Summer on You (Club Edit) [Official Music Video]

 

Can’t Get Enough

Lucas & Steve – Can't Get Enough (Official Music Video)

Lucas & Steve(ルーカス&スティーブ)が「Spinnin’ Deep」でリリースした1曲です。

 

彼らの一押しナンバーと言えます。

 

全体的にプログレッシブ・ハウス風なのですがブレイクダウン(低音が響いている曲の中で、特にある部分だけテンポを落として、低音を強調する箇所)ではダブステップにしてシンセ音とドラムワークフが入ってくるところが特徴です。

 

天使がロマンティックでキュートですね。

 

Enigma

Pep & Rash x Lucas & Steve – Enigma (Official Music Video)

EDMデュオのPep & Rashとのコラボ作品です。

 

彼らもオランダ人です。

 

Enigma「謎」と言う意味ですが、曲との関連性はどうでしょう?

 

曲想はフューチャー・ハウス系ですがメロディックな面があります。

 

ボーカルサンプルはバウンシーですがビートは比較的なめらかな感触。

 

メロディはピアノとドラムを使用、そこがサウンドに緩急を与えています。

 

Feel Alive

Lucas & Steve x Pep & Rash – Feel Alive (Official Music Video)

最初はピアノと使いメランコリックな雰囲気、さらにボーカルからもメランコリーが漂って来ますが、次第に出てくるシンセでリードされるビートが力強く、おぉ、フューチャーハウスだ、と思わせる曲作りです。

 

These Heights

Bassjackers x Lucas & Steve featuring Caroline Pennell – These Heights (Official Music Video)

BassJackerとのコラボ作品です。

 

BassJackerもまたオランダ人デュオ。

 

Calorine Pennellのボーカルです。

 

これも夏向きの作品でしょうか。

 

ドロップ部分がアップリフトして行くところに夏を感じます。

 

Calorin Pennellのくっきりとした声がちょっと甘さを感じさせるメロディに大変良く合っています。

 

Calling On You

Lucas & Steve feat. Jake Reese – Calling On You (Official Music Video)

映像と相まって思わず踊りだしたくなリます。

 

そんなリズミカルな曲です。

 

ライブでかかれば大ノリになること間違いなしです。

 

フィーチャリング、Jake Reese。

 

声が高く透明感があるのですが、男性ボーカリストです。

 

Love On Mind

Lucas & Steve – Love On My Mind (Official Music Video)

サウンドは全体的にスイートなイメージですが、ビートはと言えば、アップリフティング。

 

そこがキャッチーさを醸し出しています。

 

少し、クラシックなったディスコ系ボーカルも含まれている感じです。

 

Opgeturnt

Kraantje Pappie x Lucas & Steve – Opgeturnt

ボーカルをKraantje Pappieに迎えたコラボ曲、Kraantje Pappieはオランダ出身ミュージシャンです。

 

曲は全体的にアップリフティング、ボーカルはラップして、ピアノとよくマッチしています。

 

ドロップ部分もリズミカルな作りで、フューチャーバウンス感が十分に出ています。

 

Lucas & Steve(ルーカス&スティーブ)の活動

Lucas & Steve(ルーカス&スティーブ)はライブ活動以外にもラジオ番組も持っています。

 

彼らの国、オランダのラジオ局538で「Skyline Sessions」と言う番組です。

 

彼らがチョイスしたミックスが聞けるとのことです。

 

Soundcloudページ、またはSpotifyからも聞けます。

 

2017年には来日しています。

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