- PUSHIM(プシン)とは?
- PUSHIMのおすすめ曲をYouTube動画で集めてみた
- PUSHIM「I pray」
- PUSHIM「Feel It」
- PUSHIM「People In The Shadow」
- PUSHIM – SEXY WOMAN Produced by MURO
- PUSHIM 『誓い feat. MIHIRO ~マイロ~』
- PUSHIM 『夕陽』
- PUSHIM「Light Up Your Fire」
- PUSHIM「Keep Peace Alive」
- PUSHIM 『That’s my blues song』
- PUSHIM「ララバイ feat. キヨサク (MONGOL800)」
- PUSHIM「DiDistance」
- PUSHIM 『HEAT feat. EGO-WRAPPIN’』
- PUSHIM 『HEART BREAKER』
- PUSHIM 『笑えれば』
- PUSHIM「In my village」
- PUSHIM × 韻シスト「TO THE NEXT」
- PUSHIM×韻シスト/Don’t stop
PUSHIM(プシン)とは?
PUSHIM(プシン)は、1975年11月26日生まれの大阪府出身のレゲエのシンガーソングライターです。
本名は朴 冨心(パク・プシン)で、在日韓国人三世です。
圧倒的な歌唱力で、ジャパニーズ・レゲエ・シーンの中でもトップアーティストと言える存在です。
幼少期から歌うのが好きだった
ジャズ喫茶を営んでいた両親の影響からか、幼少期から音楽に親しんでいました。
幼稚園の頃には歌うのが好きで、行事などで歌う役に抜擢されるほど当時から歌唱力が高かったようです。
幼稚園までは朝鮮学校に通っていて、そのまま高校まで朝鮮学校に通うという選択肢もありましたが、視野が狭くなると判断した両親の希望で、小学校からは日本人と同じ公立学校へと通いました。
ただし、名前はパク・プシンの本名のまま進学しました。
小学生の頃は、当時人気のあったマイケル・ジャクソンの「スリラー」やマドンナの「ライク・ア・バージン」などのMVを流して歌いながら踊っていたそうです。
見よう見まねで振り付けや発声法も完コピできるまで練習するのが日課で、高校になる頃まで続けました。
キャリアのスタート
高校の頃に、大阪の心斎橋のアメリカ村の服屋でバイトをはじめました。
個人的な話ですが、1980年後半まで大阪の心斎橋でバイトをしていましたが、当時の大阪は黒人音楽の影響が強く、ウエスト・ロード・ブルース・バンドを筆頭に上田正樹や憂歌団、BOROなどを代表とするソウルやブルース、R&B、レゲエから影響を受けた大阪のソウルミュージックが全盛期を過ぎようとしていた時期でしたが、アメリカ村というディープな街ではまだ全盛期だったと思います。
そのディープな街のアメリカ村で、PUSHIMはレゲエの神様のボブ・マーレーを知り、レゲエと出会いました。
そして、レゲエミュージシャンで日本レゲエ界の草分け的な存在のランキン・タクシーの歌を聴き、ジャパニーズレゲエへと傾倒していき、1995年に地元大阪で本格的に音楽活動を開始しました。
メジャーデビュー
大阪で活動していたPUSHIMに1997年にメジャーデビューの話があったらしいのですが、その時は断ったとのことです。
これは、関西人、特に大阪の人間にはよくあることなのですが、「大阪から東京に行くことは、魂を売るのと同じ行為」というのが理由だそうです。
大阪のアンダーグラウンドなレゲエシーンにどっぷりと浸かっていたPUSHIMらしいエピソードですね。
結局、1999年の24歳でSONYレコードからメジャーデビューをすることになりましたが、その理由が「もういい大人やし、就職するような気持ち」からだったそうです。
ミニアルバム「Brand New Day」のリリースで正式にメジャーデビューを果たしました。
また、2000年に拠点を東京から大阪に移り、大阪のアンダーグラウンドシーンから全国規模のレゲエミュージシャンとして本格的に活動することになりました。
大阪のアンダーグラウンドシーンで人気のあったジャパニーズレゲエでしたが、全国的には斬新であったことからレゲエシーンが爆発的な盛り上がりをみせ、瞬く間にPUSHIMはジャパニーズレゲエシーンの女王と呼ばれるまでになりました。
PUSHIMのおすすめ曲をYouTube動画で集めてみた
YouTubeで見ることができるPUSHIMの人気曲をご紹介していきます。
PUSHIM「I pray」
2006年にリリースされた「I pray」です。
PUSHIMの情熱的で力強い歌声が魅力的なジャパニーズレゲエの名曲です。
歌詞の内容も力強く、勇気をもらえる曲です。
PUSHIM「Feel It」
2016年にリリースされた「Feel It」です。
2016年にリリースされたアルバム「F」に収録された曲です。
日本のヒップホップのDJ、音楽プロデューサーのKing Of DigginことMURO氏をプロデューサーに迎えたPUSHIMの新境地とも言えるダンスナンバーです。
ディスコにレゲエとR&Bの要素が加わった軽快な曲ですね。
PUSHIM「People In The Shadow」
2016年にリリースされた「People In The Shadow」です。
同じく2016年にリリースされたアルバム「F」に収録された曲で、King Of DigginことMURO氏をプロデューサーに迎えた曲です。
ビートが効いたリズムにPUSHIMのレゲエチックな歌い方がマッチした曲です。
PUSHIM – SEXY WOMAN Produced by MURO
2017年にリリースされた「SEXY WOMAN」です。
同じく、King Of DigginことMURO氏をプロデューサーに迎えた曲で、MURO氏のカバーアルバムに収められた曲です。
オリジナルは、「クイーン・オブ・ソウル」とも称される大阪が誇る偉大な女性R&Bシンガーの大上留利子(おおがみ るりこ)さんの1977年のデビューシングルです。
PUSHIMも大阪のR&B/ソウルミュージックシーンで活動していたことから、何かしら接点があったのではと思います。
PUSHIM 『誓い feat. MIHIRO ~マイロ~』
2011年にリリースされた「誓い」です。
3人組のR&BボーカルグループのFull Of Harmony(フル・オブ・ハーモニー)のメインボーカリストのMIHIRO(マイロ)をフィーチャーした曲です。
途中からゴスペル調のコーラスが入るソウルフルなR&Bの曲です。
なお、MVにはサッカーの元日本代表(2011年には現役の日本代表)の駒野友一(こまの ゆういち)選手が出演しています。
PUSHIM 『夕陽』
2012年にリリースされた「夕陽」です。
レゲエのリズム乗せて、辛い時も夕陽がしずみ明日になれば小さな幸せが舞いおりるよう願った曲です。
ジャマイカ由来の正攻法のレゲエの曲ですね。
PUSHIM「Light Up Your Fire」
2014年にリリースされた「Light Up Your Fire」です。
辛い時があってもあなたの炎を照らせと綴った聞くものの心に響く応援ソングです。
PUSHIM「Keep Peace Alive」
2015年にリリースされた「Keep Peace Alive」です。
PUSHIMの抜群な歌唱力を存分に生かしたピアノとボーカルのみのバラードです。
歌詞の内容は反戦ソングですね。
PUSHIM 『That’s my blues song』
2013年にリリースされた「That’s my blues song」です。
これぞ大阪のレゲエ/ソウルミュージックとも言える曲です。
PUSHIMの情熱的な歌声を生かしたバラードです。
テレキャスっぽいサウンドのギターソロが最高に気持ちいいですね。
PUSHIM「ララバイ feat. キヨサク (MONGOL800)」
2014年にリリースされた「ララバイ」です。
沖縄県出身のMONGOL800のボーカル、ベースの上江洌清作(うえず きよさく)をフィーチャーした曲です。
アコギのみを使用したボーカルのハモリが美しいバラード曲です。
この曲も反戦ソングですね。
PUSHIM「DiDistance」
2019年にリリースされた「DiDistance」です。
レゲエと言うよりはプログレッシブ・ハウスとも言えるサウンドの曲です。
PUSHIMが時代と共に進化しているのがわかる曲ですね。
PUSHIM 『HEAT feat. EGO-WRAPPIN’』
2013年にリリースされた「HEAT」です。
EGO-WRAPPIN’をフィーチャーした曲です。
EGO-WRAPPIN’のボーカルの中納良恵(なかの よしえ)さんも大阪出身で、PUSHIMとは年齢もほぼ同じです。
ジャンルは違いますが、どちらも圧倒的な歌唱力の持ち主ですので、素晴らしい楽曲になっています。
PUSHIMのリーダー曲ですのでレゲエなのですが、どんなジャンルでも対応できるEGO-WRAPPIN’の二人も凄いですね。
二人の声質がよく似ていることから、MVを見ないとどちらが歌っているのか分からなくなります。
PUSHIM 『HEART BREAKER』
2013年にリリースされた「HEART BREAKER」です。
シンプルなバック演奏で、PUSHIMの素晴らしい歌唱力を思う存分に感じることができる曲です。
PUSHIM 『笑えれば』
2012年にリリースされた「笑えれば」です。
大阪出身のウルフルズの大ヒット曲のカバーです。
よく知っている曲だけに、レゲエアレンジに新鮮味があります。
PUSHIM「In my village」
2019年にリリースされた「In my village」です。
2019年のアルバム「immature」の最後に収められた曲です。
アルバムの最後にふさわしいテンポを落としたバラードとも言える曲ですが、最後の方のシャウトが心地いいですね。
PUSHIM × 韻シスト「TO THE NEXT」
2018年にリリースされた「TO THE NEXT」です。
ヒップホップバンドの韻シスト(いんシスト)とコラボした曲です。
レゲエではありませんが、ファンキーなバンドサウンドにPUSHIMの圧倒的な歌唱力と男性のラップがマッチした素晴らしい曲です。
PUSHIM×韻シスト/Don’t stop
2015年にリリースされた「Don’t stop」です。
同じく、ヒップホップバンドの韻シスト(いんシスト)とコラボした曲です。
気怠さのあるラップのヒップホップですが、PUSHIMの歌が入ると一気に雰囲気が変わります。
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