ザ・チェインスモーカーズ (The Chainsmokers)とは?
ザ・チェインスモーカーズ (The Chainsmokers)はアメリカの、特にニューヨークを活動拠点にする男性2人の音楽ユニット。
DJでありプロデューサー、かつソングライターです。
Andrew Taggart(アンドリュー・タガート)、Alex Paul(アレックス・ポール)この2名
で構成されています。
Andrew Taggart(アンドリュー・タガート)は1989年メイン州ポートランドの生まれでシラキュース大学に進学、一方のAlex Paul(アレックス・ポール)は1985年ニューヨク市の生まれでニューヨーク大学で学ぶ、と行ったお互い全く接点なかった生まれ育ちでした。
ですが、どちらも大学で音楽を学び、音楽の仕事に就くことを考えていた点が同じということでした。
ある時、2人の共通の友人Adam Albert(アダム・アルバート)という人物が、2人を引き合わせてくれ、即決でデュオグループ、ザ・チェインスモーカーズ (The Chainsmokers)結成となりました。
彼らの仲介役Adam Albert(アダム・アルバート)が2人のマネージャーです。
実は彼はニューヨークの4AM社の者でした。
結成は2012年、EDM DJデュオとしてのデビューです。
勿論デビュー後から仕事してきたのですが、ブレイクは2014年に来ました。
この年リリースした「#SELFIE」が爆発的なヒット。
各国でプラチナ・ディスクを受賞したのです。
翌年、リリースの「Roses feat. Rozes」は全米シングル・チャートで16週続けてのランクインでしたが、最高で6位まで上昇。
「Don’t Let Me Down feat, Daya」の方は全米シングル・チャート最高時で3位!また、その他でもアメリカでのEDMのチャートなど、合わせて4つの首位受賞。
これでザ・チェインスモーカーズ (The Chainsmokers)は1流アーティストの道のりへ一直線です。
2017年4月には初アルバム「Memories….Do Not Open」をリリースして、ゴールドディスクを受賞しました。
それが弾みとなったのでしょう、2018年には毎月シングルをリリースしています(5月、6月以外)。
また、人気と共に年収もアップ。
結成5年で世界的な経済誌「FORBUS」には彼らの(推定)年収でランクインされています。
2016年には影も形も見えませんでしたが、2017年にランクイン。 ザ・チェインスモーカーズ (The Chainsmokers)以外にもDavid Guetta ,Steve Aoki , Skrillexの名前も見られますが、彼らを抜いて3位に躍進しています。
想定年収は、円に換算して38億とか。
当然、音楽ストリーミング配信でも人気上昇中。
音楽配信サービスのSpotifyでは再生数が多いアーティストのトップ5に上がります。
ザ・チェインスモーカーズ (The Chainsmokers)はロックバンドのColdplayの大ファンなのですが、ザ・チェインスモーカーズ (The Chainsmokers)がColdplayとコラボした「Something Just Like This」はSpotify最多再生曲第4位となりました。
ザ・チェインスモーカーズ (The Chainsmokers)は来日もしています。
2017年「Ultra Japan」ではヘッドライナーとして、メインステージに登りました。「Closer」、「Roses」などの曲、またその他のリミックス曲を引っさげての登場でした。
2日目は台風の影響の雨でしたが、ザ・チェインスモーカーズ (The Chainsmokers)を含むミュージシャン達や、観衆達で最高のエキサイティングを迎えたと言います。
ザ・チェインスモーカーズ (The Chainsmokers)のおすすめ曲をYouTube動画で集めてみた
Don’t Let Me Down
女性シンガーDayaをフィーチャーしています。
これまでにリリースされていた曲とは少し違い、外した感じのトラップ風と言われています。
サビ部分に注目。
ハマりそうです。
世界各国のダンス系部門で上位にランクインされています。
またBillboardでは3位になるなど、いまだに人気上昇中の曲です。
#Selfie
ザ・チェインスモーカーズ (The Chainsmokers)を2014年リリースと共に、彼らを有名にした1曲です。
もう彼らのアンセムでしょう。
YouTubeの再生も4億回を超えました。
セルフィー(つまり、自撮り)を楽しむ2人の女性達。彼女らの会話をエレクトロ・ハウスサウンドに乗せた曲です。
ちょっぴりおバカな雰囲気も。
最初にこの曲は無料公開だったそうで、そのためSteve AokiのDim Markレーベルからリリースされたこともあり、映像にはSteve Aokiなど、大物アーティストがカメオ出演しています。
そこも見どころです。
Rose ft. Rozes
バラード風な曲です。
歌手Rozesをフィーチャーしています。
テンポは全体的にスローで哀愁味を帯び、どこか夢見たような気分にさせてくれる。
ボーカルが引き立ちます。
2015年にリリース、世界中でヒットしましたが、特にアメリカではトリプルプラチナとなりました。
「Billboard Music Awards」のトップダンスソング賞にノミネートされたことがあります。
撮影背景に日本も出てきます。
「Sayonara」の言葉が何回か出てきますね。
Split
オランダの大御所と言われるTiest(ティエスト)とのコラボ作品。
ビッグルーム・ハウス系でアグレッシブな1曲です。
サビの部分に特徴が感じられます、このフレーズはポップでありR&Bシンガーの「Ashanti」の「Only U」からサンプリングしたようです。
映像は衝撃的ないようですね。拉致→殺害→そしてゾンビ? それはTiest・・・
Kanye
アメリカのロスアンゼルス出身の女声デュオ「SirenXX」をフィーチャーしています。
シングルでは「#SELFIE」に続くリリース曲でした。
プログレッシブ・ハウス系です。全体的にビビッドで上がり調子気味な曲なのは「SirenXX」の歌声がキュートに響いているからでしょう。
Billboardのダンス、エレクトロニック部門のチャート14位にランクインです。
Let You Go
ニューヨークのブルックリンでシンセポップユニットの「Great Good Fine OK」とのコラボ曲です。
プログレッシブハウスでメロディーが美しい。
高音がキレイに響きます。
実は、彼ら初めてのオリジナルシングルだったのですが、先に「#SELFIE」が大ブレイクしてしまったので、ブレイクが落ち着いてからということで2015年の発表になったようです。
そういう意味で彼らの創作第1号、と呼んで良さそうです。
彼らの原点がうかがい知れる1曲です。
そこを味わいながら聞くと面白いでしょう。
Until You Were Gone
アメリカのテキサスのDJデュオ、「Tritonal」とニューヨーク出身の歌手「Emily Warren」とのコラボ曲です。
「Tritonal」といえば、美しいメロディ作りで知られています。
その評判の通りプログレッシブハウス系ですが、キレイで聞く人の気分を高揚させます。
一方、野外フェスティバルでのパフォーマンスにも似合います。
Waterbed
ロスアンゼルスを中心に活動をしているインディーのポップデュオグループ、「Waterbed」とのコラボ。
この曲は「Bouquet」というザ・チェインスモーカーズ (The Chainsmokers)のファーストEPに収められている曲です。
2015年にリリースされました。
シンセのリフがベースで続き、しかもボーカルにはフィルター加工が施され、浮遊感を感じます。
中毒性ありです。
映像に出てくる子犬がとても可愛らしいです。
リリースは2015年。
その年Billboardのダンス、エレクトロニック部門で36位にチャートインしました。
Inside Out
大ヒットとなった「Don’t Let Me Down」の次にリリースされたシングルです。
これはメロディラインが美しく、バラード風な作りです。
「Don’t Let Me Down」より聴きごごちがよく、よりメロディアスな響きになっています。
チルトラップ寄り、とでも言いましょうか?
それでもサビ部分は高揚感がたっぷりですので、フェスティバルでは聞き応えありです。
New York City
先ほども紹介した、ザ・チェインスモーカーズ (The Chainsmokers)のファーストEP「Bouquet」に収められた1曲。
メリハリのついた構成がうまい、ピアノとストリングスなどの生音を用い、美メロを出し、サビ部分でエネルギーを感じされるプログレッシブハウス。
サビ部分、フェスティバルでは盛り上がる曲になると思います。
Closer
歌詞の字幕つきビデオです。(リリック・ビデオと言います)
カナダ人、新鋭シンガーソングライターHalseyとデュエットでのリリース曲です。
2016年リリースです。
なんと、全米チャートで12週連続1位、またYouTube再生回数は20億を超えたほどの、バケモノ的ヒットです。
これからのザ・チェインスモーカーズ (The Chainsmokers)
これからの彼らの仕事ぶりも新たな展開を見せ始めています。
2018年には新たにリリースされた「Sick Boy」のミュージックビデオを1例として動画を乗せておきます。
ビデオの監督、脚本、プロデュースは川村元気が担当しています。アニメーション、グラフィックを駆使して静と動が表現されています。
日本語の字幕付きが驚きます。
この次はどんなものが出てくるかしら、と期待を持たせてくれます。
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